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2018/05/29

【freee】freee が「AI月次監査」機能をリリース。国内初、人工知能を活用した月次監査サービスをユーザー向けに提供開始

| by:ウェブ管理者
freeeは、人工知能(以下、AI)を活用した「AI月次監査」機能を「クラウド会計ソフト freee」上で新たにリリースしたことをお知らせいたします。本機能は、中小企業を中心に試算表の作成に必要な月次監査業務を効率化・自動化する機能であり、まずは会計事務所向けに提供を開始します。なお、AIを活用した監査機能をユーザー向けに提供するのは国内初の取組み(注1になります。

■ 会計上のエラーを自動で提示する「AI月次監査」
会計士や税理士は、毎月顧問先の残高試算表や仕訳帳をチェックし、請求書、領収書、立替経費、通帳等と照合を行った上で、月次試算表を確定します。そして、月次試算表をもとに経営や経理処理上のアドバイスを行い、その内容を月次報告書としてまとめて顧問先に送付します。これらの一連のプロセスは「月次監査」と呼ばれ、納税義務の適性な実現や経営状況の正確な把握のために重要な業務になります。一方、月次監査業務においては、会計事務所による資料のチェックが1つひとつ目視で行われ、作業が非効率であることに加え、チェックする内容が属人的であり、月次報告書のフォーマットが定まっていない等が問題点として挙げられます。

そこで、今回freeeは月次監査の負担や非効率さを改善するため、「AI月次監査」機能を新たにリリースします。インターネットバンキングやクレジットカードのウェブ明細を通じて、「クラウド会計ソフト freee」で自動作成される「試算表」(注2と「月次推移」(注2に搭載された監査機能です。

具体的には、貸借対照表や損益計算書の各「勘定科目」について、①「税務上のルールとの相違」、②「『クラウド会計ソフト freee』をご利用いただく中で生じやすい作業漏れや誤り」、更に③「多額の支出や、粗利益などで過去との変動率が大きい等の異変」に基づき、「AI月次監査」が修正の必要がありそうな仕訳を自動で探し、アラートとして表示します。
さらに、該当する仕訳を修正すると、AIが「修正した仕訳と類似の仕訳」も修正対象として自動判定し、新たにアラートとして追加で表示します。

今回の新機能により、試算表等の修正作業が一部自動化され、かつ経理業務や知識が十分ではない方が誤った仕訳をまとめて登録した場合などにも、抜け漏れなく修正箇所を見つけることができるため、月次監査業務の処理スピードや決算申告の正確性の向上が期待されます。

なお、AIを活用した監査機能をユーザー向けに提供するのは国内初の取組みになります。
「AI月次監査」の詳細はこちら(https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/360000829383-AI月次監査について)をご確認ください。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000006428.html

15:04 | IT:一般
 

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