(2011/06/10)
5月度CFD取引額ランキングのお知らせ
- スポット銀CFDが急増 -
http://www.igmarkets.co.jp/corporate/fxonews/2011/20110610.html
いつもIGマーケッツ証券をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2011年5月のCFD取引額ランキングは以下の通りとなっておりました。
順位 銘柄名 カテゴリ
1 WTI原油先物 商品CFD
2 WTI原油先物(円建て) 商品CFD
3 スポット銀 商品CFD
4 スポット金 商品CFD
5 スポット金(円建て) 商品CFD
6 ウォール街株価指数 株価指数CFD
7 NY銀先物 商品CFD
8 スポット銀(円建て) 商品CFD
9 日本225種株価指数(ミニ) 株価指数CFD
10 ウォール街株価指数(円建て) 株価指数CFD
IGマーケッツ証券で取り扱っている銀関連CFD(スポット銀、スポット銀(円建て)、NY銀先物)の5月の取引金額は4月と比較して、36.2%の増加となりました。
投資家の注目を集めた銀価格の推移について、IGマーケッツ証券リサーチチームはその背景を以下のように分析しております。
「5月は、CMEグループによるニューヨーク商品取引所(COMEX)の銀先物の証拠金引き上げをきっかけに、銀相場では調整売りが加速しました。4月下旬には50ドルを伺う水準まで上昇していましたが、約2週間足らずで約35%も下落しました。しかし直近は35ドルを挟んでの底堅い値動きとなっています。
なぜ銀相場の下落が止まったのか。その背景には、欧州でのギリシャ問題や米景気減速懸念が意識されリスク資産から安全資産への資金シフトが強まった可能性が挙げられます。安全資産の代表格とみられている金相場は1500ドル以下での中国やインドといった実需筋に買い支えられ、現在も1500ドル台の高値水準で推移している状況です。この値動きに連動し、リスク資産を圧縮した投資家の資金が銀相場へも流れている可能性があります。実際に市場では、ファンド筋や大手機関投資家の買いの憶測もありました。
銀相場に絡み、今後は米景気動向が注目されます。米景気先行き懸念が今以上に強まれば、安全資産への投資がより活発化する可能性が出てくるからです。更に、米バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は緩和政策を継続する方針を示しており、そこから派生する金融政策が金・銀相場の支援要因となる可能性もあるでしょう。一方逆の視点で考えると、米景気について楽観的な見方が台頭する場合は、銀相場の上値の圧迫要因となる可能性もあります。そのため、米景気動向には注意しておきたいところです。」
また、2011年5月度の個別株CFD取引額ランキングは次のとおりです。
順位 銘柄名 原市場
1 Pan American Silver Corp (PAAS) NASDAQ
2 東京電力 (9501) 東京証券取引所
3 中部電力 (9502) 東京証券取引所
4 コマツ (6301) 東京証券取引所
5 ブリヂストン (5108) 東京証券取引所
個別株CFDでは銀鉱山企業であるPan American Silverとなり、ここでも銀価格の急落が影響したものと思われます。
当社ではCFDナンバーワン企業であるIGグループの一員として、更なる商品の拡大とより一層のサービス充実に取り組み、お客様の満足度向上に努めてまいります。