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2014/12/03

【日本IBM】クラウド時代のセキュリティー製品とサービスを体系化「IBMダイナミック・クラウド・セキュリティー」

| by:ウェブ管理者
日本IBMは、企業のクラウド活用が進むにつれ、より一層重要となるセキュリティーの課題に対し、クラウドの価値を生かしながら堅牢なセキュリティーを実現するためのセキュリティー製品およびセキュリティー・サービスを体系化した「IBM Dynamic Cloud Security(IBM ダイナミック・クラウド・セキュリティー)」を発表します。「IBMダイナミック・クラウド・セキュリティー」は、アクセスの管理、データの保護、可視性の向上、セキュリティー運用の最適化の4つの領域に重点を置き、お客様は必要に応じて柔軟に選択できます。

約150人の最高情報セキュリティー責任者(CISO)を対象としたIBMの調査「CISO Study」によると、85パーセントは自社組織が現在クラウドへ移行中であると述べている一方、およそ半数は、大手クラウド・プロバイダーがセキュリティー侵害にあう可能性があるのではないかと考えています。こうした課題がある中で、お客様の重要なデータやそれを処理するアプリケーションもクラウドへ移行され始めているのが現状です。

「IBMダイナミック・クラウド・セキュリティー」は、企業の自社内システム(オンプレミス)、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウドなど、ITシステム全体において、ユーザー、データ、アプリケーションを保護し堅牢なセキュリティーを実現するために体系化したポートフォリオです。アクセスの管理、データの保護、可視性の向上、セキュリティー運用の最適化の4つの領域に重点を置いて包括的なクラウド・セキュリティーを提示しており、このポートフォリオに準じて、既存の製品やサービスを含めて、品揃えの拡充を図っていきます。

アクセスの管理

クラウドに接続しているユーザー、アプリケーション、デバイスを保護します。適切なユーザーがアプリケーションやデータにアクセスしていることを管理するため、ID とアクセス権の迅速な管理、アプリケーションへのアクセス保護、特権ユーザーのアクセス保護などを支援します。主なセキュリティー・ソフトウェア製品は次の通りです。
Cloud Identity Services
Cloud Sign On Service (現行製品名:IBM Single Sign On)
Cloud Access Manager(現行製品名:IBM Security Access Manager)
Cloud Privileged Identity Manager (現行製品名:IBM Security Privileged Identity Manager (v2.0))

データの保護

脆弱性の特定と、機密データを狙った攻撃に対して防御します。クラウドでのアクティビティーをモニターして、データに対する監査を一元化したり、セキュリティーの脆弱性についてWebアプリケーションとモバイル・アプリケーションの両方を素早く分析し、稼働環境に移行する前に脆弱性を修正できるようになります。主なセキュリティー・ソフトウェア製品は次の通りです。
Cloud Data Activity Monitoring(現行製品名:IBM InfoSphere Guardium Data Activity Monitoring)
Cloud Mobile Application Analyzer(現行製品名:IBM AppScan Mobile Analyzer)
Cloud Web Application Analyzer(現行製品名:IBM AppScan Dynamic Analyzer)

可視性の向上

システム全体としてユーザー、アプリケーション、ネットワーク、モバイル・デバイス、その他のアセットのセキュリティー状況を把握するため、クラウド・インフラストラクチャーとオンプレミス・ロケーション間のセキュアな接続を介してセキュリティー・インシデントを、クラウド・ベースまたはオンプレミスで、IBM Security QRadar を活用してリアルタイム分析することができます。SoftLayer、Amazon Web サービス (AWS) へインストールすることにより、各インフラストラクチャーにわたるイベント・データやフロー・データを可視化することができます。
Cloud Security Intelligence (現行製品名:IBM QRadar Security Intelligence)

セキュリティー運用の最適化

IBM Managed Security Servicesを対象とし、IBMクラウドはもちろん、他社のクラウド・サービスにも対応します。これにより、世界中で得られる一日何十億ものセキュリティー・イベントに対する最新の相関分析を活用して、ネットワークへの侵入を素早く検出して対応するといったことが可能となります。さらに今後は、SoftLayerをセキュリティー・サービスのインフラとして、IBMのビッグデータ解析技術などの知見も集積した次世代のセキュリティー・運用サービスを提供します。
IBM Security Intelligence and Operations Consulting Services
IBM Cloud Security Managed Services
IBM Intelligent Threat Protection Cloud


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2014/12/0301.html

16:04 | IT:一般
 

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