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2020/09/02

【日本経済新聞社/金融庁】ブロックチェーンの健全な発展と新しいビジネス創造のために、「BG2C FIN/SUM BB(Blockchain Global Governance Conference -BG2C- / FIN/SUM Blockchain & Business -FIN/SUM BB-)」を開催!

| by:サイト管理者

 2020年8月24日(月)~25日(火)、BG2C FIN/SUM BB事務局(日本経済新聞社金融庁)は、東京・日本橋にある室町三井ホール&カンファレンスにおいて「BG2C FIN/SUM BB(Blockchain Global Governance Conference -BG2C- / FIN/SUM Blockchain & Business -FIN/SUM BB-)~ブロックチェーンの健全な発展と新しいビジネスの創造のために~」を開催した。

 2日間にわたり、国内外の各分野からのスピーカーによる多数のセッションが行われた。コロナ対策で人数制限を行ったリアル会場と、広く一般向けにオンライン配信を組み合わせる形式で行われた。以下に、開催の様子の一部をお届けする。

(※各セッションのアーカイブ動画はSUMシリーズのYouTube公式チャンネル「日経XSUM」で視聴可能となってる。)



 「開幕挨拶(動画)」では、麻生 太郎氏(副総理 兼 財務大臣 兼 内閣府特命担当大臣(金融))が出演。お礼の言葉と共に、2019年に日本が議長国を務めた「G20(財務大臣・中央銀行総裁会議」においてブロックチェーンに焦点を当てた議論を通じて幅広いステークホルダー間の協力を求めていくことで合意したことを紹介。本カンファレンスではその具体化に向けた技術の適用事例などブロックチェーンに関する様々な最先端のトピックスを扱い、人類の繁栄という共通の目標に向かって前進すべく協力・協調のための有意義な議論の場になること期待していると挨拶した。



 セッション「ブロックチェーン Fintechの先へ(動画)」では、纐纈 晃稔氏(豊田通商システムズ ブロックチェーンビジネス担当 主幹)、奥山 裕司氏(住友生命保険相互会社 デジタルイノベーション推進室)、阿部 智英氏(住友生命保険相互会社 デジタルイノベーション推進室)、村上 陽子氏(EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング シニアマネージャー)がパネリストとして出演。山田 宗俊氏(SBI R3 Japan ビジネス開発部長 Cordaエバンジェリスト)がモデレータを務めた。



 セッション「デジタル通貨が変えるビジネスと社会(動画)」では、宮沢 和正氏(ソラミツ 代表取締役 社長)、林 仁奎氏(LVC 代表取締役社長CEO)、保木 健次氏(KPMGジャパン フィンテック・イノベーション部 副部長)がパネリストとして出演。東海林 正賢氏(KPMGジャパン フィンテック・イノベーション部長)がモデレータを務めた。



 セッション「自己主権型デジタルIDが切り拓くビジネスと社会(動画)」では、ジョナサン・ホープ氏(Keychain 共同創業者 兼 CEO)、岩田 太地氏(NEC デジタルインテグレーション本部 ディレクター)、千葉 孝浩氏(TRUSTDOCK 代表取締役)、松本 絢子氏(西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士)がパネリストとして出演。関口 和一氏(MM総研 代表取締役所長 元日本経済新聞社編集委員)がモデレータを務めた。



 セッション「花開くか日本のSTO、金商法改正で本格スタート(動画)」では、藤本 守氏(SBIホールディングス 執行役員 ブロックチェーン推進室長 SBI R3 Japan 代表取締役)、松本 大氏(マネックスグループ 代表執行役社長CEO)、田中 利宏氏(三菱UFJ信託銀行 経営企画部 FinTech推進室長)、佐々木 俊典氏(BOOSTRY CEO)がパネリストとして出演。滝田 洋一氏(日本経済新聞社 編集委員 ワールドビジネスサテライト 解説キャスター)がモデレータを務めた。



 セッション「日本版デジタルアイデンティティの社会実装における課題と挑戦(動画)」では、千葉 孝浩氏(TRUSTDOCK 代表取締役)、肥後 彰秀氏(TRUSTDOCK 取締役)が出演。

 トークセッション後には、アバターロボット「avatarin(アバターイン)」を使った取材も行われ、eKYCに関するシステム導入後の効果や反響、金融機関の導入事例や状況について質疑応答。会場の外にいる報道陣からオンライン操作でアバターロボットを介したインタビューが行われた。



 セッション「日本におけるカストディエコシステム~デジタルアセットの鍵管理環境をいかに整えるか(動画)」では、佐々木 清隆氏(一橋大学大学院 経営管理研究科 客員教授)、齊藤 達哉氏(三菱UFJ信託銀行 経営企画部 FinTech推進室 調査役)、森川 夢佑斗氏(Ginco 代表取締役社長)、陳 海騰氏(Huobi Japan 代表取締役社長)がパネリストとして出演。楠 正憲氏(Japan Digital Design CTO)がモデレータを務めた。



 セッション「デジタル決済、STOの未来(動画)」では、松尾 元信氏(金融庁 証券取引等監視委員会事務局長)、副島 豊氏(日本銀行 決済機構局審議役 FinTechセンター長)、沖田 貴史氏(ナッジ 創業者 兼 代表取締役)、森川 夢佑斗氏(Ginco 代表取締役社長)がパネリストとして出演。佐藤 史佳氏(日本経済新聞社 編集局経済部記者)がモデレータを務めた。



 セッション「BG2C: BGIN Co-Chair 対談 みんなのブロックチェーンへの道(動画)」では、マイ·サンタマリーア氏(アイルランド財務省 ファイナンシャルアドバイザリー部門長)、松尾 真一郎氏(ジョージタウン大学 研究教授)がパネリストとして出演。ジェマイマ·ケリー氏(フィナンシャル·タイムズ FT Alphaville記者)がモデレータを務めた。



 「閉会挨拶(動画)」では、氷見野 良三氏(金融庁 長官)が出演。感謝の言葉と共に、世界的な金融危機以降、ビットコインに関する技術がもたらした社会システムと信頼の変化、コロナによるコミュニケーションのオンラインへのシフトなどにより、情報に対する信頼の構成要素が大きく変化していると指摘。その上で、これからの時代の信頼構築の在り方として、透明性や効率的な検証プロセスなど、プルーフ・オブ・ワークが持つ社会に信頼を生み出すという役割を確認し、いかに再構築していけばよいか。イノベーションと探求のプロセス、その意義について語り、締めくくった。

 「BG2C FIN/SUM BB」のアーカイブ動画はSUMシリーズのYouTube公式チャンネル「日経XSUM」で視聴可能となっている。興味のある方は、ぜひチェックしたい

(取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




18:56 | 写真:金融・IT業界向け




 

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