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2020/08/12

【ブルームバーグ エル・ピー】ブルームバーグ、独自のESGスコアの提供を開始

| by:ウェブ管理者
【ロンドン - 2020年8月11日】ブルームバーグは本日、独自のESGスコアの提供開始を発表しました。今回の提供には、オイル&ガスセクターの252企業の環境・社会(ES)スコアと、複数の産業にまたがった4,300企業の取締役会構成スコアが含まれます。

ブルームバーグのサステナブルファイナンスソリューションのグローバルヘッドであるパトリシア・トーレスは、次のように述べています。「ESGデータは投資のプロセスにおいて重要なものとなっています。運用を支援し、また金融プロフェッショナルが情報に基づいて投資判断を下すためにも、透明性の高い全面的なスコアリング手法を基となるデータとともに提供することに、私たちは好機を見出しています。透明性の高いESGデータとスコアの提供により、投資家の皆様に対して、企業間での比較が困難な生データの解読を支援していきます。企業に対してはこれらのスコアが、各社のESGパフォーマンスのハイライトが容易に分かる、価値の高い、定量的かつ一般化されたベンチマークを提供します」

ESスコアは、オイル&ガスセクターから提供を始めます。国際エネルギー機関(IEA)によると、同セクターの企業は、燃料燃焼に関連した二酸化炭素排出量の半分以上を占め、世界のエネルギー関連の温室効果ガス排出量の15%を排出しており、これら企業の開示データは、一般的にはより強力なものとなります。ガバナンススコアは、長期的な戦略的パフォーマンスに対する適切なリーダーシップと監督機能を提供する上で、取締役会の役割について監視が強化されてきたことから、取締役会の構成から始める予定です。

取締役会構成スコアによって投資家の皆様は、ある企業の取締役会が、多様な視点の提供と経営の監督という観点でどのような状態にあるか、また、現在の取締役会構成における潜在的なリスクがどのようなものかを、評価することができます。この定量モデルは、ブルームバーグのガバナンスの専門家によって設計され、ブルームバーグの経営陣および取締役会レベルのデータを活用しています。スコアは、多様性、在職期間、社外取締役職兼務状況、独立性――の4つの主要な重点分野で、企業の相対的なパフォーマンスをランク付けします。

ESスコアは、企業の環境および社会的パフォーマンスを、データに基づいて測定するものです。投資家は気候変動や安全衛生など、財務的に重要な、事業に関連する業界特有の重要課題に関連するパフォーマンスを迅速に評価し、業界の競合他社と比較して企業活動を相対的に評価するために本スコアを利用できます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000012467.html

17:02 | IT:一般
 

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