金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2022/04/06

【東京海上日動火災保険】スマートシティ・インスティテュートと東京海上日動が協業を開始

| by:ウェブ管理者
~Liveable Well-Being City 指標を用いた自治体向け都市分析モデルの活用を促進~

一般社団法人スマートシティ・インスティテュート(代表理事 柳川範之、以下「SCI-Japan」)と東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長 広瀬伸一、以下「東京海上日動」)は、スマートシティの推進ツールである Liveable Well-Being City 指標(以下「LWC 指標」)を用いた、自治体向け都市分析モデルの活用促進において協業を開始します。

1. 協業の背景
LWC 指標は、オーストラリア・メルボルンの都市政策に用いられている「リバビリティ・インディケーター」の日本版として、SCI-Japan がロイヤルメルボルン工科大学と連携し開発をスタートしたものです。「暮らしやすい街(Liveable)」「幸福をもたらしてくれる街(Well-Being)」として必要な要素がどれだけ備わっているかを客観・主観両方のデータで把握し、市民の幸福度を様々な角度から測定する日本初の総合指標パッケージです。
SCI-Japan は、スマートシティの拡大と高度化を推進するためのナレッジ・産官学民連携プラットフォームとして 2019 年 10 月に設立された非営利型一般社団法人です。スマートシティ推進のゴールである「市民の Well-Being 実現」に向けた各地域における暮らしやすさ(Liveability)や幸福感(Well-Being)を数値化・可視化するための全国共通指標として、LWC 指標の開発に取り組んでいます。
東京海上日動は、スマートシティに関連する様々な社会課題の解決に貢献していくため、これまでの事業活動の中で蓄積したリスクに関するノウハウを駆使し、MaaS・防災・ヘルスケアなど様々な分野において新たなソリューションの研究・開発を行っています。
今般、SCI-Japan と東京海上日動は、東京海上日動がもつ防災領域におけるノウハウを生かした LWC 指標の高度化と LWC 指標を用いた都市分析モデルの普及に向けて協業を開始します。

2. 協業の内容
(1) LWC 指標における自然災害・防災カテゴリー指標の共同開発
LWC 指標は居住環境、移動・交通、医療福祉など 19 カテゴリーの客観指標と主観指標により構成されていますが、災害大国である日本ならではの 20 番目の指標として、「自然災害・防災」指標の追加開発を共同で行います。開発にあたっては東京海上日動のグループ会社である東京海上ディーアール株式会社による災害グレーディング評価手法を応用し、主に水災や地震に係る災害リスクや防災対応力の指標化を行います。


原文はこちら
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/220406_01.pdf

16:01 | 金融:保険
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.