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2018/05/31

【富士通】手のひら静脈認証センサー「PalmSecure」が累計販売台数100万台を達成

| by:ウェブ管理者
富士通株式会社(以下 富士通、注1)と富士通フロンテック株式会社(以下 富士通フロンテック、注2)が製造・販売する、手のひら静脈認証センサー「FUJITSU 生体認証 PalmSecure(パームセキュア)シリーズ」(以下、PalmSecure)が、このたび累計販売台数100万台を達成しました。

手のひら静脈認証は、非接触で手のひらの静脈パターンを読み取り、瞬時に正確な本人認証を行う生体認証方式です。本技術は株式会社富士通研究所(以下 富士通研究所、注3)が2003年に世界で初めて開発し、富士通および富士通フロンテックが2004年に販売を開始しました。その後、センサーの認証の精度や速度の向上、小型化などの改善を図り、現在ではATMやPCログオン、入退室管理など、幅広い本人確認のセキュリティ対策として、世界約60カ国、約7,300万人が日々利用しています。

富士通グループは、今後も、高度なセキュリティと利便性を両立する手のひら静脈認証センサー、ならびに関連する様々なソリューション・サービスを提供していきます。

■手のひら静脈認証「PalmSecure」の特長
1.高い認証率で安全に利用できる本人認証を実現
「PalmSecure」は、手のひらの皮下組織にある静脈中の還元ヘモグロビンが近赤外線を吸収して黒く映し出される特性を利用し、個人ごとに異なる静脈パターンを識別して認識を行います。生体認証の中でも、体の表面の情報を用いる方式と異なり、体の内部の情報を用いるため、改ざんやなりすましが難しいほか、本人拒否率0.01%(リトライ1回)、かつ他人受入率0.00001%以下の高い認証精度を実現します。

2.手のひらをかざすだけの快適な操作を実現
センサーに手のひらをかざす自然な動作で素早く認証されるため、快適に利用することが可能です。また、センサーに触れることなく認証できるため、衛生的であるとともに、手の表面の摩耗や汚れ、汗、乾燥などの外的要因の影響を受けにくく、登録・照合をだれもが容易に行えます。なお、静脈パターンは幼少期を過ぎると変化しないため、一度登録すれば再登録する必要なく、継続的に利用することができます。

■今後
富士通および富士通フロンテックは、手のひら静脈認証「PalmSecure」のさらなる精度向上を進め、お客様のセキュリティ対策に貢献していくとともに、ニーズの高いキャッシュレスやカードレスにも対応していくなど、グローバルで手のひら静脈認証の活用をさらに拡大してまいります。

■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


原文はこちら
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/05/31.html

16:05 | IT:一般
 

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