(2011/11/25)
インターネット取引に関する調査結果について
http://www.jsda.or.jp/shiryo/chousa/files/netcyousa.23.9.pdf
本協会では、平成23 年9月末におけるインターネット取引に関する調査を実施し、以下のとおり、インターネットを通じて証券取引を行っている会員の状況を取りまとめた。
1.取扱会員数
調査対象会員289 社のうち、インターネット取引を行っている会員数は、51 社(17.6 %)であり、平成23 年3月末調査(以下「前回調査」という。)時と比べ1社減少している。
また、インターネット取引について、「現在準備中」の会員は2社(0.7%)、「現在検討中」の会員は3社(1.0%)、「予定していない」会員は233 社(80.6%)であった。
2.インターネット取引の口座数等
(1)口座数及び有残高口座数について
インターネット取引の口座数は、1,696 万口座と前回調査時から、約49 万口座(3.0%)増加している。このうち、有残高口座数(残高が1円以上の口座数のことをいう。以下同じ。)は、総口座数の69.8%に当たる1,184 万口座であった。
また、インターネット取引の信用取引口座数は、82 万口座と前回調査時から、約2万口座(2.9%)増加している。このうち、有残高信用取引口座数は、信用取引口座数の66.0%に当たる54 万口座であった。
(2)年代別口座数
インターネット取引の年代別口座数は、40 才代が392 万口座(23.2%)と最も多く、次いで60 才代の345 万口座(20.4%)であった。(図-3参照)また、インターネット取引の年代別有残高口座数は、60 才代が277 万口座(23.5%)と最も多く、次いで40 才代の254 万口座(21.5%)であった。
3.インターネット取引の売買代金等の状況
平成23 年4月から平成23 年9月までの6か月間におけるインターネットを経由した株式現金取引及び信用取引(上場投資信託(ETF)及び不動産投資信託(REIT)等を含む。)の売買代金は、56 兆6,403 億円(前回調査比・15.5%減)、国内投資信託の募集の取扱高は、4,676 億円(前回調査比・2.0%増)であった。
また、当該期間中の全会員の株式委託取引の売買代金に占めるインターネット取引の割合は、19.1%であった。
詳細
http://www.jsda.or.jp/shiryo/chousa/files/netcyousa.23.9.pdf