◆2016年度の国内eラーニング市場規模は前年度比106.7%の1,767億円、2017年度も拡大を予測 2016年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比106.7%の1,767億円を見込む。同年度は、法人向けのB to B市場、個人向けのB to C市場ともに市場拡大の見込である。2017年度も引続きB to B、B to C両市場の拡大を予測する。
◆B to B市場は堅調推移を継続、B to C市場も拡大に転じる B to B市場はeラーニングの利便性向上などを背景に顧客企業の利用が活発化し、2016年度の市場規模は前年度比101.8%の597億円の堅調推移を見込む。B to C市場は、縮小となった前年度から一転し拡大を見込む。同年度においては、主要通信教育事業者がサービスラインアップを拡充したのに加え、学習塾・予備校の映像授業の伸長が市場規模の拡大に貢献した。また、それ以外の語学などの学習コンテンツ分野のサービスも概ね堅調に推移し、市場規模拡大に寄与した。