株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(代表取締役社長 柴戸 隆成、以下:FFG)傘下のiBankマーケティング株式会社(代表取締役社長 永吉 健一、以下:iBank社)は、FFGと共同で展開する金融サービスプラットフォーム『iBank』について、全国の地域金融機関が共同で事業参画可能となる「マルチバンク化(複数銀行対応)」への仕様変更を行うと共に、その第1弾としてグループ銀行(熊本銀行・親和銀行)への展開(平成29年10月予定)を実施することにしましたのでお知らせ致します。
FFGでは、金融サービスプラットフォーム『iBank』の中核サービスプロダクトであるスマートフォン専用アプリ「Wallet +」を通じて、様々な業界・業種の事業パートナーとの連携によるローカルエコシステム型のビジネスモデルを構築・展開することにより、個人のお客様には、金融と非金融が融合した新しい体験を、法人のお客様には、日増しに需要が高まるデジタルマーケティングの機会を提供することを目指しています。
平成28年7月のサービスリリース以降、福岡銀行に預金口座をお持ちのお客様(個人)を中心に「Wallet +」をご愛顧いただき、平成29年3月末には累計で10万ダウンロードを達成致しました。また、法人のお客様に対しては、「Wallet +」の目的預金サービスや情報コンテンツサービス(mymo)から得られる利用ユーザーの金融・消費動向に加え、関心事や趣味嗜好といったデータベース等に基づく各種マーケティングソリューションをご提供することで、各社のブランディングや営業支援に資する取組みとしてご好評をいただいております。
今般の「マルチバンク化(複数銀行対応)」は、上記で蓄積した知見・ノウハウを他地域に展開することで更なるローカルエコシステムの拡大を図り、展開先の地域間連携を通じて、単一地域では成し得ない様々なステークホルダーとの協業・共創の果実を地域全体で共有し、将来の持続的な成長を目指すものです。
第1弾として展開する熊本銀行、親和銀行の預金口座をお持ちのお客様(個人)には、金融機能は勿論のこと、ご利用地域やお客様の趣味・嗜好に応じた記事情報の閲覧やクーポン取得が可能になる他、それぞれの地域で事業展開されている法人のお客様には、各エリアだけでなく、『iBank』が展開するカバーエリアでのマーケティング(送客)機会等もご提供していく予定です。
FFGでは、『iBank』のサービスコンセプトである『私を“ i ”するマネーサービス』の実現に向けて、今後も本サービス・機能の拡充を進めてまいります。
以 上
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