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2018/01/26

【山梨中央銀行】AIを活用した決算書データの登録・解析に関するPoCと検討の開始について

| by:ウェブ管理者
株式会社山梨中央銀行(頭取 関 光良)は、三井情報株式会社(東京都港区、代表取締役
社長 小日山 功、以下 MKI といいます)およびアライズイノベーション株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 CEO 岩澤 仁、以下アライズ社といいます)の 2 社と共同で、融資審査に利用される決算書の勘定科目明細について、AI を活用した OCR 認識の PoC(※1)と登録データ分析に関する検討を平成 30 年 2 月から開始します。

融資先企業の財務状況の的確な把握には、融資先企業から提供された決算書の貸借対照表や損益計算書の内容に加え、その内訳明細を示す勘定科目明細の詳細な分析が求められます。

分析には明細の正確なデータ登録が前提となりますが、勘定科目明細はフォーマットが多岐にわたり形状も複雑なことから、一般的な OCR での高精度な認識が難しく、現在、金融機関は手作業でデータを登録するために多くの時間を割いています。

当行では、かかる業務の効率化と、AI 活用による融資審査の高度化や営業推進の強化を検討する趣旨に賛同し、AI を活用した OCR「AIRead」を提供するアライズ社、OCR で読み込んだ決算書情報を分析する財務分析ソリューション「CASTER」を提供する MKI と、それぞれの知見やノウハウを融合させる中、勘定科目明細の AI OCR(※2)を利用したデータ登録のPoC を実施するとともに、「CASTER」上での登録データの AI 分析や分析結果の転送・力を含む活用方法について検討を開始します。

本取組みの成果により、営業担当者が融資先企業とのコミュニケーションに使える時間を
確保する中、AI 活用による分析結果を踏まえた融資先企業へのソリューション提供や、適時適切な資金提供の提案に活用できる態勢を整備し、地元経済に貢献することを目指します。


原文はこちら
https://www.yamanashibank.co.jp/assets/files/29baaa69e425e5c6b4c7371f1f8fac49.pdf

19:03 | 金融:銀行
 

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