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2022/05/13

【東京金融取引所】2022年度業務計画

| by:ウェブ管理者
1.市場環境と見通し

本年度は、引き続きリテール事業における商品拡充及び参加者拡大等を図ると共に、中期経営計画の中間レビュー
を実施し、今後の事業展開を見据えた現行システムの期限延長を含む次期システム更改に係る基本方針を決定する。

(1) 市場環境
世界的に、経済活動の漸次拡大が期待される一方で、歴史的なインフレ及び金利上昇が予想され、地政学リスクの
状況によっては経済活動の停滞も見込まれる。

(2) 証拠金取引(為替・株価指数)
「くりっく365」については前年実績並みを見込む一方で、「FXクリアリング」については新たな事業者の参加により取引の拡大を見込む。
「くりっく株365」については、米株や資源価格への注目の高まりを背景に取引数量の増加を見込む。
(3) 金利先物取引日銀の超金融緩和政策が継続し、金利先物取引の取引数量の改善は見込みがたい。

2.方針

(1) リテール事業については、マーケットメイカーを拡充するとともに、品揃えの強化等による利便性向上と投資家層拡大を図る。
(2) ホールセール事業については、新たな柱となり得る新規事業開発を推進する。
(3) システムの安定稼働を確保するとともに、次期システム更改に向け、現行システムの期限延長やコスト削減に関する基本方針を決定する。
(4) 多種多様な企業との情報交換及びネットワーク作りにより、事業分野の拡張や取引相手の拡大に取り組む。


原文はこちら
https://www.tfx.co.jp/newsdata/20220512_02.pdf

16:14 | 金融:行政・取引所・団体
 

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