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2013/09/27

【矢野経済研究所】国内企業のIT投資に関する調査結果 2013~景気回復の兆しに伴い、2013年度の国内民間企業のIT市場規模は前年度比2.0%増の10兆9,390億円と予測、国内民間企業のIT投資は増額見通し

| by:ウェブ管理者
調査要綱

矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内民間企業のIT投資実態と今後の動向について調査を実施した。

1.調査期間:2013年7月~9月
2.調査対象:国内の企業、団体、公的機関等
3.調査方法:民間企業、および公的団体・機関等に対する郵送アンケート、および文献調査併用

<本調査における国内民間企業のIT投資市場規模>
本調査では国内民間企業のIT投資市場規模について、経済産業省および総務省の調査を基に、当社の民間企業等に対するIT投資に関するアンケート調査結果を加味し、国内民間企業のIT投資額ベースにて算出した。


調査結果サマリー
◆2013年度の国内民間企業のIT市場規模は前年度比2.0%増の10兆9,390億円と予測、国内民間企業のIT投資は増額見通し
2013年度の国内民間企業のIT市場規模(ハード・ソフト・サービス含む)は、前年度比2.0%増の10兆9,390億円と予測する。国内景況感について、直近の様々な指標によると大企業から順次中小企業へと上昇傾向が示されていること、2012年末に誕生した新政権の民需に対する融和的な政策の影響等から2013年度の国内民間企業のIT投資は増額の見通しと考える。

◆ITサービスがIT市場を牽引
2013年度の国内民間企業のIT市場規模の内訳は、ハードが前年度比2.1%減の2兆570億円、ソフトが前年度比3.6%増の3兆4,570億円、サービスが前年度比2.6%増の5兆4,250億円と予測する。ハードの減少は価格の低下に起因し、サービスの増加はクラウドの普及やデータセンターサービス拡大によると考える。

◆消費税増税はあるものの、2014年度の国内民間企業のIT市場規模は増加と予測
2014年度は消費税増税があり、2013年度よりも伸び率が落ち込むものの、国内経済の持ち直しにより2014年度の国内民間企業のIT市場規模(ハード・ソフト・サービス含む)は、前年度比0.4%増の10兆9,830億円と予測する。2015年度はさらなる消費税率の引き上げが見込まれることや、大規模なIT投資を終える企業が多いと見られることなどから、前年度比0.4%減の縮小を予測する。

(詳細はこちら)
http://www.yano.co.jp/press/pdf/1153.pdf


原文はこちら
http://www.yano.co.jp/press/press.php/001153

18:04 | IT:一般
 

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