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2017/10/11

【NTTデータ】セキュアな閉域ネットワーククラウドプラットフォームを活用 送金代行サービス「Bankur(バンクル)」の通信回線を高セキュリティ化

| by:ウェブ管理者
Fintech(フィンテック)を活用した送金代行サービス「Bankur(バンクル)」注1を運営する株式会社JP Links(本社:宮城県仙台市 代表取締役CEO:中村 景太、以下「JP Links」)は2017年9月11日(月)より、東日本電信電話株式会社千葉事業部(本社:千葉県千葉市 千葉事業部長 池田 敬、以下「NTT東日本」)との事業連携により、セキュアな閉域ネットワーク注2で「Bankur」へのアクセスが可能となる通信回線(「Bankur光(バンクルひかり)」)を活用したサービスの提供を開始しました。
なお、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区 代表取締役社長 岩本 敏男、以下「NTTデータ」)は、アマゾンウェブサービス(以下、AWS)注3を活用して本サービスのクラウド基盤を構築しました。

提供の背景と目的
JP Linksは、安価な送金手数料で全国の金融機関に送金できるクラウドのプラットフォーム「Bankur」を提供しています。「Bankur」は、送金資金に対する保全策など、安全性に注力したスキームで大手企業から個人事業主まで幅広くご利用いただいています。
今回の協業の背景としては、昨今、各事業分野において新規事業者が数多く台頭してきている反面、市場では最新の技術に対し、最新であるが故に安全性が立証されていないという不安点から、サービス自体を疑問視する声が上がっていることも事実です。
また、いかに良いサービスであったとしても、普及しなければユーザーの利便性が向上する時期は遠くなっていきます。
今回の事業は安全性が立証されているNTT東日本の閉域ネットワーク(既存サービス)とJP Linksの最新のサービス「Bankur」が連携することで事業拡大を目的とした協業スキームです。
今回のサービス範囲は利用者様の安全性を高めるために、NTT東日本のクラウドゲートウェイを活用した回線認証の機能を実装し、閉域ネットワークで「Bankur」管理画面に直接アクセスする通信回線(「Bankur光」)を整えました。これにより、利用者はデータの送受信について、通信の安定性を確保しつつ盗聴・インターネットからの不正アクセスなどを防止することができます。

各社の展望

JP Links
今回の光コラボレーション事業は単なる事業の多角化ではなく、あくまでも送金代行サービス「Bankur」を利用していただくにあたり、金融機関・同業他社との差別化を明確にし、Fintech事業者として価格や利便性以上に高セキュリティを実現していくことの意思表示の第一歩となります。今後、「Bankur」へのモバイル端末でのアクセスも視野に入れ、より強固なセキュリティ環境を、より身近に活用していくことを目指します。

NTT東日本
インターネットを経由せずクラウドへ接続でき、かつお客さま指定のフレッツ光回線以外の通信をシャットアウトする回線認証機能を提供する「クラウドゲートウェイ」による高速かつセキュアな通信環境をワンストップで提供することにより、お客さまのビジネスへの貢献と利便性向上を図っていきます。


原文はこちら
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2017/101101.html

17:03 | IT:一般
 

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