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2022/06/28

【経済産業省】海外現地法人四半期調査(2022年1~3月期)の結果を取りまとめました~現地法人売上高3.6%増 全業種で増加 資源価格上昇が売上高押上げ

| by:ウェブ管理者
経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の製造業海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2022年1~3月の調査結果を取りまとめました。

我が国企業の海外現地法人における売上高(2022年1~3月、ドルベース)は、前年同期比3.6%と6期連続の増加となりました。資源価格上昇の影響などにより大きく伸長した化学、鉄鋼をはじめ、全ての業種で増加しました。主力の輸送機械は、半導体不足の影響などにより小幅増加にとどまりました。

1.結果概要
(1)売上高
売上高(全地域合計)は、前年同期比3.6%と6期連続の増加となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比54.2%)は、ASEAN10や中国の輸送機械などの増加により、前年同期比6.9%と6期連続の増加となりました。一方、北米(同26.0%)は、輸送機械などの減少により、同-1.1%と3期連続の減少、欧州(同11.6%)も同-6.1%と2期連続の減少となりました。

(2)設備投資額
設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-4.2%と4期ぶりの減少となりました。中国の輸送機械などが前年の反動などにより減少となりました。
地域別にみると、アジア(構成比51.2%)は、前年同期比-8.1%と5期ぶりの減少となりました。北米(同28.7%)は、同5.6%と2期ぶりの増加、欧州(同13.2%)は、同0.7%と4期連続の増加となりました。

(3)従業者数
従業者数(全地域合計)は、前年同期比0.2%と2期ぶりの増加となりました。ASEAN10の電気機械や、ASEAN10や中国のはん用等機械などが増加となりました。
地域別にみると、アジア(構成比68.2%)は、前年同期比0.4%と2期ぶりの増加となりました。北米(同13.8%)は、同0.2%と9期ぶりの増加、欧州(同9.6%)は、同-3.4%と9期連続の減少となりました。

2.ホームページのご案内
本調査結果の資料は、こちらにて閲覧・ダウンロードが可能です。
https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/genntihou/result-1.html


原文はこちら
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220628002/20220628002.html

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