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2015/12/25

【ISID】ISID、生体認証サービスのLiquidへ出資~FinTechスタートアップ企業への出資 第二弾~

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、日本の金融サービス市場活性化への貢献および金融ソリューション事業の領域拡大を目的として、FinTech分野の有望なスタートアップ企業への出資を行っています。この度、その第2号案件として、生体認証サービスに特化した株式会社Liquid(本社:東京都千代田区、代表取締役:久田康弘、以下Liquid)が行う第三者割当増資を引き受け、本日付で同社株式を取得しました。

■背景■
ISIDは、かねてより欧米におけるFinTechの潮流や日本の金融スタートアップ企業の動向に着目し、2012年にはFinTech領域に特化したピッチコンテスト「金融イノベーションビジネスカンファレンス(FIBC)」を日本で初めて開催するなど、日本における金融イノベーションの創造と浸透に貢献してきました。本年9月には、FinTechスタートアップ企業支援の次なるステップとして、有望な企業への資本参加を開始し、住宅ローン領域に特化したサービスを提供する株式会社MFSへの出資を行っています。この度、その第二弾として、本年2月に開催されたFIBCの登壇企業で、生体認証サービスに特化したLiquidへの出資を行うこととしました。

■Liquidについて■
Liquidは、生体認証にフォーカスした画像解析技術と、機械学習を利用したビッグデータ解析技術により、これまでの生体認証を活用した本人確認における問題点であった「認証スピード」を大幅に短縮できる独自の認証アルゴリズムや、ユーザー登録数が増えても処理速度が落ちない仕組みを開発しました。生体認証の領域については、指紋から静脈、顔認証へと広げ、対象サービスも本人認証・決済からマーケティング支援へと拡大しています。Liquidの技術は、金融、医療、行政など様々な分野での適用が期待でき、特に金融関連では、生体認証のみによる決済等の金融サービスの提供が可能となり、利用者の利便性を大幅に高めることができます。さらに金融分野にとどまらず「地方創生」や「インバウンド施策」等、様々な領域への適用が期待できます。ISIDは、こういった技術活用の拡大の可能性を高く評価し、今回の出資を決定しました。今後、Liquidのソリューションのマーケティングを支援していくほか、ISIDが現在進めているASEANを中心とする新興国市場の開拓においてもLiquidの技術を展開していくことを検討しています。


原文はこちら
http://www.isid.co.jp/news/2015/1225.html

18:10 | IT:一般
 

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