Ponemon Instituteは本日、「データ漏えいコストに関する調査報告書:世界分析(Cost of Data Breach Study: Global Analysis)」を発表しました。当報告書はIBMがスポンサーとなっています。この11カ国350社へのベンチマーク調査報告書によると、データ漏えいの連結コストの平均額は380万ドルで、2013年から23%増加しています。
データ漏えいコストに関する調査報告書:世界分析(Cost of Data Breach Study: Global Analysis)(日本語, 1.22MB)
IBM Securityの戦略担当副社長のマーク・ヴァン・ザデルホフ(Marc van Zadelhoff)は次のように述べています。「巧妙化、連携化が進むサイバー犯罪は、データ漏えいの過去のコストに直接結びついています。業界は、これからも続く攻撃から自らを守るためにハッカーと同じレベルになる必要があります。高度な解析技術の活用、脅威についての知識の共有、業界全般にわたる連携によって、攻撃者と対等の立場で向き合い、ビジネスや社会にかかるコストを軽減することができます。」