Hootsuiteは、人気の高いアプリディレクトリ(App Directory)をIBMクラウドのInfrastructure as a ServiceであるSoftLayerに移行する予定です。Hootsuiteアプリディレクトリは拡張機能とアプリケーションのコレクションであり、ビジネス担当者はそれらを自社のHootsuiteダッシュボードに追加することで、自社にとって最も重要なソーシャルのアウトレット(経路)やメトリックのカスタム・ビューを作成できます。
ノースウェスタン大学ジャーナリズム・スクール(Medill School of Journalism)の講師であり、IBMアカデミック・イニシアティブのメンバーであるランディ・ラバック(Randy Hlavac)氏は、次のように述べています。「IBMとHootsuiteのパートナーシップは、アナリティクス・テクノロジーとソーシャル・テクノロジーを融合し、学生と専門家にソーシャル・マーケティングに必要なスキルをもたらすでしょう。IBMのクラウドおよびアナリティクス・ソリューションを利用することで、学生は市場に関する深い知識を得ることができます。そして、Hootsuiteのツールはその洞察を利用することで、学生が即座にメッセージングをテストして、最も魅力的なコンテンツを世界に提供することを可能にします。」
さらに、IBMは、1年を通して世界中で行われるグローバル・ハッカソン・シリーズ第8弾(Eighth Global Hackathon Series)の一環として、2016年の25のハッカソンのプロモーションをソーシャル上で行うため、Hootsuiteを独占的に利用する予定です。このシリーズは、世界で活発に活動するコード・クリエーターのコミュニティーをつなぎ、10,000人の開発者、設計者、起業家が、さまざまな製品やプラットフォーム、ブランドにイノベーションを生み出します。こうしたイベントでは、BluemixやWatsonのテクノロジーが医療や旅行、食品、緊急時対応などの各業界でどのような貢献ができるのかが分かります。
IBM Cloud Ecosystem and Developersのゼネラル・マネージャーであるサンディ・カーター(Sandy Carter)は、次のように述べています。「IBMとHootsuiteは引き続き協力してソーシャルとクラウドの統合を促進し、お客様がデータに基づく意思決定を迅速かつ容易に行えるよう支援します。」