【ONGAESHIプロジェクトチーム】デジタル人材育成・採用一体型の新サービス「ONGAESHI（オンガエシ）」記者発表会を開催！ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2023/02/15	【ONGAESHIプロジェクトチーム】デジタル人材育成・採用一体型の新サービス「ONGAESHI（オンガエシ）」記者発表会を開催！	\| by:サイト管理者

　2023年2月2日（木）、ONGAESHI（オンガエシ）プロジェクトチームは、デジタル人材育成・採用一体型の新サービス「ONGAESHI」発足に関する記者発表会をFinGATE KAYABAで開催した。

　20～30代のデジタル・リスキリングを無償化し、ブロックチェーンを活用した育成・採用一体型の新サービス「ONGAESHI」の提供開始を見据えて今般発足した同プロジェクトには、コクヨ、三井住友信託銀行のほか、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所 FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、およびプロジェクトの運営主体としてInstitution for a Global Society（IGS）が参画している。

　「ONGAESHI」は、人材業界に第三の選択肢をもたらす新しいシステム「連帯貢献システム」を取り入れたデジタル人材育成・採用一体型のサービス。持続的な無償教育の提供を行い、まずは喫緊の課題となっているデジタル人材不足の解消を目指すとしている。国際的なサッカークラブ移籍制度「連帯貢献金」から発想を得て、採用費用の一部をデジタル人材育成に関わった全員に還元するほか、受講権をNFT化することで資金供給が十分でない教育領域への資金を呼び込む狙いがあるという。

発表①	「STAR実証実験と今後について」

　中妻照雄氏（慶應義塾大学経済学部附属経済研究所 FinTEKセンターセンター長経済学部教授）は、「ONGAESHI」の前身であるSTARプロジェクト実証実験の実績や研究内容および結果等を紹介後、デジタル人材の学習・採用機会を創出を加速させるべく、プロジェクトが生まれ変わる意義等について説明した。

発表②	「プロジェクト主旨と概要について」

　松原祥起氏（Institution for a Global Society プラットフォーム事業部長）は、恩返しによって持続的な無償教育の提供を行うデジタル人材育成における連帯貢献システムの主旨と概要を説明。デジタル人材の教育と採用の課題を解消すべく、プロジェクトを通して課題解決を目指す仕掛けや手段について詳しく解説した。

発表③	「ONGAESHIが導入する採用オークション市場」

　坂井豊貴氏（慶應義塾大学経済学部教授）は、採用市場の「情報の非対称性」により双方に生じている課題を踏まえて出品者と購入者が最適な価格で取引できる「オークション理論（特許出願中）」を「ONGAESHI」の採用システムに導入するとして、そのメカニズム等について詳しく解説を行った。

発表④	「ブロックチェーン・NFTについて」

　阿部一也氏（Institution for a Global Society プロダクトマネージャー）は、先端技術・ノウハウを取り入れた「ONGAESHI」の技術的な強みや支援者参加型のWeb3エコシステム、プライバシー保護、トークンなど主にプロジェクトを支える技術的な部分の説明を行った。

発表⑤	「ONGAESHIへの参画について」

　山下隆氏（東京理科大学インベストメント・マネジメントインキュベーション事業部インキュベーション・マネージャー / 博士（学術））は、同社の簡単なプロフィールに加え、プロジェクトに講師としてデジタル人材育成に関連する講座を提供することの概要を紹介した。

企業コメント＆質疑応答

　発表の後、参画企業であるコクヨ、三井住友信託銀行からプロジェクトへのメッセージが送られ、質疑応答が行われた。

　最先端技術を活用したプラットフォームにより、若手人材が無償で学びデジタルスキルを身につけることができ、企業は不足しているデジタル人材を採用できるほか、採用が成立すると教育提供者や教育スポンサーが報酬を得ることができるという本プロジェクト「ONGAESHI」の今後の取組みとサービス展開に注目したい。

（取材、撮影、記事、編集・制作： GoodWayメディアプロモーション事業部　＠株式会社グッドウェイ）

06:30 | 写真：金融・IT業界向け

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