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2016/09/08

【日本IBM】サントリーグループ、ロボティック・プロセス・オートメーションを採用し、経理業務の省力化と品質向上を目指すビジネス・プロセス・アウトソーシングの契約更改

| by:ウェブ管理者
日本IBMは、サントリービジネスエキスパート株式会社(本社:東京都港区、社長:辻村 英雄、以下 サントリービジネスエキスパート)の経理業務におけるビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)に、新たにロボティック・プロセス・オートメーション(RPA*1: 以下、ロボティクス)と呼ぶ自動処理を適用して入力作業の省力化や品質向上を実現しました。サントリービジネスエキスパートは、これまで、支払伝票の入力、承認、全件精査業務をIBMにアウトソーシングしてきましたが、新たな取り組みを行うことで大幅な業務効率化を目指します。これに伴い新たに5年間の契約を締結しました。

サントリービジネスエキスパートは、サントリーグループの各事業会社に共通する業務・機能を集約して効率化し、サントリーグループの経営課題の一つであるコスト削減に取り組んでいます。経理業務については日本IBMのBPOを利用してきましたが、グローバル展開の加速化やビジネス・スピードに対応するため、さらなる効率化や品質向上が求められており、自動化テクノロジーを適用することになりました。

新たなBPOサービスは、OCR*2による自動認識や現行業務との連携を支援するIBMのロボティクスを適用します。1ヵ月あたり約5万件の支払い伝票の入力において、従来の手入力ではなく、自動処理を採用します。これにより、作業時間の削減と、入力ミスの軽減による品質向上を図ることができ、主要な4種の伝票において約20%の業務効率化を実現しました。サントリービジネスエキスパートでは、すでに経理業務の標準化を進めきたためルールも整理され、自動処理の導入においてもスムーズに移行できており、今後さらに対象を拡大し、50%を超える効率化を目指します。

日本IBMでは、従来のBPOの概念を拡充し、人件費の削減だけでなく、ITを活用し、経営課題の解決を支援するために付加価値を提供できる新たなBPOの提案を進めており、ロボティクスを活用した自動化の拡充や、アナリティクス、IBM Watsonなど、より高付加価値なサービスの提供を検討していきます。

註1: RPA: 人の介在を必要としてきた定型的な業務を自動化するソリューション
註2: OCR(Optical Character Recognition): 光学的に文字を認識しコンピューターが処理できる形式に変換する仕組み。

<ご参考>
IBMのBPOサービスについては、下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/services/jp/ja/business-consulting/bpo/ibm-global-process-services.html

お客様事例
サントリービジネスエキスパート株式会社
http://www.ibm.com/software/businesscasestudies/jp/ja/jirei?synkey=C959028Z06406Y23


原文はこちら
http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/50489.wss

18:04 | IT:一般
 

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