金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2017/06/27

【GMOリサーチ】「働き方改革に関する実態調査」を日本国内で実施~企業の課題は「人材不足」、業務効率化をはじめ多面的な取り組みに関心~

| by:ウェブ管理者
 GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ株式会社(代表取締役社長 細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、GMOリサーチが提携する日本のモニターを対象に「働き方改革に関する実態調査」を実施いたしました。

【調査背景】
 現在日本では、長時間労働の是正や柔軟で多様な働き方の実現を目指した政府主導の取り組み「働き方改革」が進められています。2017年3月には「働き方改革実行計画」が取りまとめられ、今後はこのロードマップに基づいて、長時間労働の是正や非正規雇用の処遇改善を中心に、様々な取り組みや制度改革が加速していくと考えられます。
 こうした中、企業においても「働き方改革」に取り組む事例が増えてきています。そこでGMOリサーチは、企業が認識している課題は何か、また「働き方改革」に向けて具体的に何を行っているのかを探るべく、20歳以上の有職者を対象にアンケート調査を実施いたしました。

【調査結果】

■回答者の属性(図1~3)
 回答者の年齢は、「40代」(33.3%)と「50代」(30.5%)がボリュームゾーンとなり、6割超を占めた。また、回答者が所属する企業の業種については、「卸売業、小売業」(24.9%)が最も多く、「サービス業」(12.7%)、「医療、福祉」(10.1%)と続いた。所属部門は、「その他」(30.3%)を除き、「販売・営業部門」(16.3%)、「技術・研究開発部門」(11.6%)がそれぞれ1割超を占める結果となった。

■企業の課題、問題点(図4)
まず、現在所属している企業の課題・問題点について尋ねた。結果、「人材の不足」(40.7%)と「特になし」(35.9%)が突出する結果となり、企業が抱える課題は「人材の不足」によるところが大きいことがわかった。


■働き方改革への取り組み(図5~6)
<働き方改革に必要だと思う取り組み>
次に、働き方改革のために取り組んでいることを尋ねた。「現在取り組んでいる」および「取り組みを予定・検討している」という回答を合算し、『働き方改革に必要だと思う取り組み』を調べたところ、「業務効率化のための社内フロー・制度の改善」(55.8%)、「業務効率化に向けたITツールの導入」(52.3%)、「時間外労働の事前申告」(50.4%)で過半数を超える結果となった。
しかし、全体的には大きな差はないことから、特定の項目に関心が高いわけではなく、各企業の課題に応じた多面的な取り組みが求められていることがうかがえる。
その他特筆すべき点としては、「取り組みを予定・検討している」内容として「非正規雇用者の正社員化などのキャリアアップ」(30.1%)は3割を超え上位に挙がっているが、「実際に取り組んでいる」のは13.3%にとどまり、他の項目と比べて乖離が見られる。企業の課題として「人材不足」が挙げられていることから、まさにこれから取り組むべき課題と認識されているといえる。


原文はこちら
http://www.gmo.jp/news/article/?id=5714

18:00 | IT:決算・人事・IR
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.