「アーキテクチャーとプログラムは密接に絡み合っており、新しいアーキテクチャーは新しいプログラミング・パラダイムを必要としています。私たちは、シナプティック・コンピューティング・チップ向けに、ある意味FORTRANに匹敵するようなプログラミング言語を開発しています。これは、今日のコンピューターを補完しながら、新たな学習システムのプログラムならびに実用化の観点において、全く新しい技術的な能力をもたらします」と、IBMリサーチの研究プロジェクト責任者&シニア・マネージャー、Dharmendra S. Modha(ダーメンドラ・S・モダ)は述べています。
The Systems of Neuromorphic Adaptive Plastic Scalable Electronics (SyNAPSE:神経形態学的電子工学システム)プロジェクトの第ゼロ段階、第1段階、第2段階は既に完了しており、IBMならびにその共同研究者(コーネル大学、iniLabs, Ltd)は、プロジェクトの第3段階について、米国国防省国防高等研究計画局(DARPA)から1千2百万ドルの新たな助成金を受け、累計約5千3百万ドルの助成金が当プロジェクトにもたらされています。