株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は2月24日、中国のグループ会社である恩梯梯数据(中国)有限公司(本社:中国北京市、董事長:神田 文男、以下:NTTデータチャイナ)を通じて、中国全土および世界37カ国で総合金融サービスを展開するメガバンクである中国銀行股有限公司(本社:中国北京市、董事長:肖 鋼、以下:Bank of China)の財務報告システム構築プロジェクトを受注しました。
今回構築する財務報告システムは、全世界で対応ニーズが拡大しているコンピューター言語であるXBRL(eXtensible Business Reporting Language:拡張可能な事業報告言語)によって構築します。これにより金融機関あるいは企業が行う財務報告に際しての事務処理が円滑化し、レポーティングコストの削減が可能となります。このたびの受注にあたっては、2012年の中国移動有限公司(本社:中国北京市、董事長:奚 国華)向けシステム構築の共同受注注1を皮切りに、中国国内の20社以上へXBRL財務報告システム等の構築を行った実績が評価されました。
NTTデータチャイナでは、Bank of China向けに本システムを2014年5月末までに開発し、本格提供を開始する予定です。
これらの取り組みと実績が評価されたことで、今回Bank of Chinaから財務報告システム構築プロジェクトを受注することとなりました。
システム概要
さまざまな企業の財務システムに適用可能な財務報告データを作成するためのタクソノミ拡張や、フォーミュラ注2編集、データ出力、報告検証注3など、NTTデータチャイナがこれまで培ってきたXBRLソリューション開発の知見を活用し、今回新たにBank of Chinaの個別プロセスに対応する機能も加えて提供する予定です。