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2013/12/20

【マネックス証券】12月20日 第11回「MONEXグローバル投資家サーベイ」実施~ 2014年、個人投資家が注目する魅力的な投資対象は「株式」

| by:ウェブ管理者
■調査結果の要約

(1)世界の株式市場に対する見通しDI(※1)は、すべての地域で大幅上昇
(グラフ1)(対象:日本、米国、中国(香港)の個人投資家)
【見通しDI(日本)】 (2013 年9 月)22 →(2013 年11 月)48(+26 ポイント)
【見通しDI(米国)】 (2013 年9 月)-4 →(2013 年11 月)27(+31 ポイント)
【見通しDI(中国(香港))】 (2013 年9 月)6 → (2013 年11 月)50(+44 ポイント)
各国の個人投資家の今後3 ヶ月程度の世界の株式市場に対する見通しDI は、すべての
地域で20 ポイント以上大幅上昇した。すべての地域でプラス圏となったのは、調査開始
(2011 年6 月)以来初めて。また、米国の個人投資家の見通しDI は、2012 年9 月調査以
来5 四半期ぶりにプラス圏に転じた。
(※1)「上昇すると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」と回答した割合(%)を引いたポイント

(2)日本の個人投資家の株式市場見通しは、すべての地域で上昇
(グラフ3)(対象:日本の個人投資家)
【日本株DI】(2013 年11 月上旬)39 →(2013 年11 月下旬)54(前月比 +15 ポイント)
【米国株DI】(2013 年11 月上旬)32 →(2013 年11 月下旬)39 (前月比 +7 ポイント)
【中国株DI】(2013 年11 月上旬)-46 →(2013 年11 月下旬)-37(前月比 +9 ポイント)
日本の個人投資家に今後3 ヶ月程度の各国(日本、米国、中国)の株式市場見通しにつ
いてたずねた。中国株DI がマイナス圏にとどまっているものの株式市場見通しは、すべ
ての地域で上昇した。

(3)米国・中国(香港)の個人投資家には「テクノロジー」「ヘルスケア」などが人気
(グラフ5)(対象:日本、米国、中国(香港)の個人投資家)
日本の個人投資家が「魅力的であると思う業種」ランキングでは、順位に変動があった
のは「ハイテク」(6 位→4 位)「商社」(4 位→5 位)「通信」(5 位→6 位)の3 業種にとど
まり、「自動車」「医薬品」「不動産」の上位3 位をはじめとする他の業種については、変
動が見られなかった。
一方、米国、中国(香港)の個人投資家が魅力と感じている業種には変化がみられ、両
国とも「テクノロジー」「ヘルスケア」「一般消費財」などが上位を占めました。順位に変
動はみられるものの2 ヶ国の個人投資家にとって魅力的な業種は引き続き共通しているこ
とが分かった。
※日本の個人投資家のランキング順位は前回調査時(2013 年11 月上旬)との比較。
米国、中国(香港)の個人投資家のランキング順位は前回調査時(2013 年9 月)との比較。

(4)今後3 ヶ月程度の米ドル/円相場の見通し:円安を見込む向きは微増し約6 割に
(グラフ 6)(対象:日本の個人投資家)
今後3 ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しをたずねたところ、調査期間中に100 円を上
回る水準まで円安となったことが影響してか、円安を見込む層は前回調査時より12 ポイ
ント増の62 ポイントとなった。(50→62)逆に円高を見込む層は4 ポイント減の11 ポイ
ントとなった。(15→11)
※数値は前回調査時(2013 年11 月上旬)との比較。

(5)2014 年、個人投資家が注目する魅力的な投資対象は「株式」
(グラフ12、グラフ12-2)(対象:日本、米国、中国(香港)の個人投資家)
個人投資家が2014 年に投資対象として魅力的だと考えている商品・取引についてたず
ねた。
・株式:すべての地域の個人投資家が投資対象として魅力的だと考えていることが分かっ
た(日本:79% 米国:67% 中国(香港):87%)。
・ETF:日本の個人投資家は3 割程度が魅力的と考えているのに対し、米国・中国(香港)
では、約6 割前後だった(日本:33 % 米国:66 % 中国(香港):56%)。
・当社グループ企業のトレードステーション証券(米国)の個人投資家は、アクティブ・
トレーダー層が多いことも影響していると考えられるが先物・オプション取引への期待が
高いことが分かった(日本:11 % 米国:74 % 中国(香港):33%)。
・一方、預貯金に対して魅力的と感じている投資家の割合は、日本がもっとも低い水準と
なった(日本:12 % 米国:21 % 中国(香港):24%)。
また、株式を投資対象として魅力的であると回答した個人投資家に対して投資したいエ
リアについてたずねたところ、それぞれの地域の投資家は自分の地域の市場に高い期待を
寄せており、「ホームマーケット・バイアス(自国市場偏重)」があることが分かった。
【日本の個人投資家】米国:16% アジア(日本を除く):7% 日本:74% その他:3%
【米国の個人投資家】米国:91% アジア(日本を除く):3% 日本:1% その他:5%
【中国(香港)の個人投資家】米国:30% アジア(日本を除く):62% 日本:6% その他:
2%


原文はこちら
http://www.monex.co.jp/pdf/survey/survey_201312.pdf

17:17 | 金融:証券
 

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