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2013/12/24

【日本銀行】金融経済月報(12月)

| by:ウェブ管理者
【概 要】
わが国の景気は、緩やかに回復している。
海外経済は、一部に緩慢な動きもみられているが、全体として緩やかに持ち
直している。そうしたもとで、輸出は持ち直し傾向にある。設備投資は、企業収益が改善するなかで、持ち直している。公共投資は増加を続けており、住宅投資も増加している。個人消費は、雇用・所得環境が改善するなかで、引き続き底堅く推移している。以上の内外需要を反映して、鉱工業生産は緩やかに増加している。企業の業況感は、広がりを伴いつつ改善を続けている。

先行きのわが国経済は、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要とその反動の
影響を受けつつも、基調的には緩やかな回復を続けていくとみられる。
輸出は、海外経済の持ち直しなどを背景に、緩やかに増加していくと考えら
れる。国内需要については、公共投資は、当面増加傾向をたどったあと、高水準で横ばい圏内の動きとなっていくとみられる。設備投資は、企業収益が改善を続けるなかで、緩やかな増加基調をたどると予想される。個人消費や住宅投資は、振れを伴いつつも、基調的には、雇用・所得環境の改善などに支えられて、底堅く推移するとみられる。こうしたもとで、鉱工業生産は緩やかな増加基調をたどると考えられる。

この間、世界経済を巡る不確実性は引き続き大きい。
物価の現状について、国内企業物価を3か月前比でみると、国際商品市況や
為替相場の動きなどを背景に、緩やかに上昇している。消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、1%程度となっている。予想物価上昇率は、全体として上昇しているとみられる。
物価の先行きについてみると、国内企業物価は、当面、緩やかな上昇を続け
るとみられる。


原文はこちら
http://www.boj.or.jp/mopo/gp_2013/gp1312.pdf


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