アナリティクスの未来をけん引する米国SAS Institute Inc. (以下 SAS ) は本日、人工知能 (AI) の導入を図る企業を支援するためにNVIDIAと提携することを発表しました。両社は、NVIDIAのGPUとCUDA-X AIアクセラレーション・ライブラリを利用した機械学習、コンピューター・ビジョン、自然言語処理の分野で協力し、SASのAIサービスのコア要素をサポートすることで、より迅速かつ正確なインサイトを導けるようにします。
SAS Viya (SAS Visual Data Mining and Machine LearningやSAS Event Stream Processingなどの製品を含む) を対象としたNVIDIA GPUサポートの拡張により、顧客は、画像分類、オブジェクト検出、音声認識、画像認識、感情分析などの高性能AI機能のメリットを活用できるようになります。また、両社はディープ・ラーニングと意思決定機能をエッジデバイスに導入することで、従来以上にIoT活用機会の拡大を図ります。たとえば、商用ドローンなどのエッジデバイスにAIテクノロジーを搭載すれば、産業プラントのインフラ監視から予知保全に至るあらゆるものに対応できるようになります。ドローンに組み込まれたGPUとアナリティクスにより、データが存在する場所で分析を実行できます。リアルタイムのデータ分析は、より迅速かつ正確な判断につながります。