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2015/08/28

【日本取引所グループ】クロスボーダー取引の監視体制の強化を目的とした「国際審査室」の設置について

| by:ウェブ管理者
日本取引所自主規制法人(以下「JPX-R」という)は、クロスボーダー取引に係る売買審査案件の重点的な審査及び海外規制機関等との連携その他海外諸動向の調査を行う専門部署として「国際審査室(英文名称:International Surveillance Office)」を設置することとしました。

現在、東京証券取引所(以下「東証」という)及び大阪取引所(以下「OSE」という)の市場取引の半分以上は、海外からの注文によって占められています。これに伴い、不公正取引を防止し、市場の信頼を確保する観点から、クロスボーダー取引に対する監視の重要性が高まっています。

日本取引所グループ(以下「JPX」という)傘下で東証及びOSEの自主規制業務を行うJPX-Rでは、このような状況に対応して、証券取引等監視委員会との連携の強化やISG(Intermarket Surveillance Group)を通じた海外規制機関等との情報交換体制の整備などにこれまで努めてきました。今回の組織改革は、これらに加えて、海外投資家による高頻度取引(HFT)の広がりなどのダイナミックな市場環境の変化を見据えて、プロアクティブに監視体制の強化を図るものです。

この度設置する国際審査室においては、クロスボーダー取引に係る売買審査を専門的に実施し、国内外の規制機関等と連携しながら迅速かつ的確な市場監視を行います。また、海外投資家を含めた海外市場関係者とのコミュニケーションの強化やJPXのアジア戦略の推進にも取り組んでまいります。


原文はこちら
http://www.jpx.co.jp/corporate/news-releases/20150828-01.html

16:16 | 金融:行政・取引所・団体
 

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