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2020/12/10

【App Annie】App Annie、アプリから振り返る2020年の消費者動向を発表 ~鬼滅の刃からテレワークまで、今年を表す顔ぶれがアプリを牽引~

| by:ウェブ管理者
 モバイル市場データプラットフォームを提供するApp Annie Japan 株式会社(アップアニー社、本社:サンフランシスコ市、代表:Ted Krantz)は、アプリ市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」のデータを基に、スマートフォンアプリから振り返る2020年のトレンド・消費者動向をまとめました。
記事の全文、詳細については、以下からご覧いただけます。
https://bit.ly/appannie-2020-recap

新型コロナウイルスによって変容した世界のアプリ市場

 2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、外出自粛をはじめライフスタイルそのものが大きく変化した年となりました。テレワークの加速や新たな生活様式の確立、余暇時間のモバイルでの消費増加など、モバイルのタッチポイントが増え、生活者の消費においても、よりモバイルファーストの時代となりつつあります。当社が保有するアプリ市場データにおいても、生活者の実際の消費動向の変化がアプリを通して顕著に表れています。

 2020年の世界全体のアプリ総ダウンロード数は、iOS とGoogle Play 合計して1300億を突破する見込みです。モバイル市場は既に成熟している市場にも関わらず、新型コロナウイルスの影響でダウンロード数は前年比10%増となりました。
 モバイルの利用が増えると同時に、アプリストアが各企業のマネタイズ源にもなっています。アプリストアでの消費支出は、2020年全体で1,120億ドルに達し、過去最高を更新する見込みです。これは、前年比25%の成長を見込んでいます。日本は、iOS、Google Play 両プラットフォームにおいて、世界を牽引するマーケットの1つとなっています。

非ゲームにおいては、コロナ禍に伴い伸長したアプリがランキングの主役に

<非ゲームアプリ ダウンロード数 ランキングTOP10>
 ダウンロード数の成長率ランキングでは、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」が1位に。新型コロナ追跡アプリは日本のみならず世界各国でリリースされ、リリース以降連日ダウンロード数ランキングのトップを独占しました。特に日本においては、国民の感染対策意識が比較的高いことなどが、政府が推進するアプリが1位となった要因の一つであると考えられます。

 また新型コロナウイルスの影響を受け、各企業がリモートワークを導入したことにより、「Zoom」といったビデオ会議アプリのアプリのダウンロードが激増し、2019年と比較して4倍近くに拡大しました。今年は「オンライン◯◯」が流行語大賞にノミネートされるなど、あらゆるものがオンライン化しましたが、その中でも特にビジネスにおける変化が大きいことが伺えます。
 他にも、外出自粛によるテイクアウトやフードデリバリーの需要増により「Uber Eats」などが伸長し、様々な業界におけるデジタルへの急速な移行が明確に見られる結果となっています。

<非ゲームアプリ 消費支出 ランキングTOP10>
 アプリにおける支出額のランキングでは、マンガアプリ「LINEマンガ」が首位を獲得。他にも「ピッコマ」、「マンガBANG!」がランクインし、TOP10のうち3つをマンガアプリが占める結果となりました。背景としては、社会現象となっている「鬼滅の刃」が読めるマンガアプリであることや、巣ごもり需要に合わせて各サービスがコンテンツ無料開放などキャンペーンを行ったことが大きく起因しています。マンガアプリはコロナ禍でも順調にダウンロード数を伸ばし、巣ごもり需要のピークを迎えた2020年3月には、70%増の約372万ダウンロードを記録しました。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000011276.html

15:07 | IT:一般
 

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