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2014/01/29

【CONVERSION PROS、Forex Magnates】1月21日(火)より3日間、マカオで「iFX EXPO in ASIA」が開催。㈱エフスター代表 藤江典雄氏による現地レポートを公開!

| by:ウェブ管理者



 2014年1月23日(水)に閉幕したCONVERSION PROSForex Magnates主催によるiFX EXPOアジア2014」。
今回、現地視察に行かれたエフスター 代表取締役社長 藤江典雄氏にご協力頂き、現地レポーターとして当日の模様を簡単にお届けする。
(参考:昨年2013年のグッドウェイのマカオ取材レポートはこちらへ




【iFX EXPO in ASIA レポート】

 
【写真①】 iFX EXPO in ASIAが2014年1月21日のWelcoming Partyから23日のClosing Partyまでマカオのヴェネティアンリゾートホテルで開催された。去年は残念ながら参加できなかったので非常に楽しみにしていたイベント。今回は私が特に現地で収集した話題を中心に、書き記していきたいと思う。

 
【写真②】 開催場所であるヴェネティアンリゾートホテルは世界最大級のカジノを有するホテルとして知られているが、舞台などのイベント会場や今回のようなビジネスカンファレンス会場も大変広く充実している。EXPO期間中も、ちょうど映画の新作発表会であろうか、イベントが開催されレッドカーペットと厳重なセキュリティ、華やかな芸能人の姿が見られ、多くの一般観客も集まっていた。




【写真③】 さて、iFX EXPOの会場は受付を入ると約70社の展示会場とその奥にセッション会場とワークショップ会場があった。残念ながら日本からの出展企業はなかったが、海外のブローカー、各種プロバイダーが精力的な営業を行っていた。特に目立ったのはバイナリーオプション関連のソリューションプロバイダー。ブースの広さや出展企業の数を考えると、今後の業界の取り組みが見え隠れするようである。日本も規制化されたことで、個別商談や提供開始に向けた準備中というブローカーも多いのだろうか。

 
【写真④】 主催者によると、参加者は初日で約1,500名。2日目のみ参加という人もいたと思われるので若干プラスされる参加者数となろう。昨年東京でForexMagnatesのサミットが開催された影響からか、日本からの参加は若干少なかった。情報収集段階は終わって、次への具体的な準備という時期なのかもしれない。多かったのは、やはり地元香港をはじめとする東南アジアと欧米、そして中東地域からだろう。参加者には度々MINGLERというiOS, Android対応のビジネスネットワーキングアプリの紹介がされた。こういうものには、個人的にはまず触ってみるタイプなので、早速登録。まだまだ改善の余地はあると思うが、さてどうなるか、将来が楽しみである。
またメディア関係者も東京でのサミットと比較して格段に多い印象を受けた。あちらこちらでテレビカメラを回しての取材も活発に行われていた。



 パネルディスカッションでは、今後の新商品やサービス、マーケティング、規制など多様な話題が議論されたが、関係者の多くが興味を持たれるであろう次の2つのセッション内容をご紹介させて頂きたい。

 
【写真⑤】 Panel 1: The Next 'It' trading product: What's Getting Hotter in Asia
パネル1で取り上げられた新製品はやはり出展企業も多いバイナリーオプションとビットコインであった。
バイナリーオプションについては各国の規制にも触れられ、日本が規制化されたことは、その規制内容の良し悪しはさておいて、まず前向きに捉えられ、今後の市場の成長と他の国の規制への影響が注目されている。
ビットコインが取り上げられたことは、フォレックスマグネイトの関係者がモデレーターであったことを差し引いて考えなければならないが、為替・送金・決済などに関わる人は今後も注目していくべきであるとの共通認識がある。発案者とされる「ナカモトサトシ」氏やビットコイン取引所であるMt.Goxの関係で日本はその発祥地と見られており、中国当局の規制後にビットコインがどのように発展していくかが注目されている。


 【写真⑥】 Panel 3: Social and mobile trading in Asia
パネル3はソーシャルトレードとモバイルトレードの話題であり、ここでも日本はその先駆者として注目され、他のアジア諸国での前例として受け止められている。特にソーシャルトレードやコピートレードと呼ばれるサービスは日本ではかなり普及してきたが、昨年あたりから規制が明確になったことで欧米との規制の違いや他のアジア諸国がどのような規制になるかが注目されている。そのソリューション提供ベンダーでは、やはりTradencyとZuluTradeが提供実績の多さから、その経験値やユーザ動向をよく把握してのディスカッションであった。

 今後、日本以外でも提供が広がっていけば、サービスの質向上と売買シグナルもより良いものになっていくと期待できるのではないだろうか。



 最後に当社の紹介をさせて頂きたいと思います。当社は2011年9月の設立以来、金融関連のコンサルティングやプロジェクト支援をさせて頂いています。特にFXは注力・得意分野であり、事業計画やサービス設計、マーケティングプランニングなどFX事業者としての経験を活かしたご支援に高い評価を頂いております。お問い合わせ、ご相談は、info@fstar.co.jp まで頂きたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

株式会社エフスター 代表取締役社長 藤江典雄


13:35 | 写真:金融・IT業界向け




 

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