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2018/11/08

【ラック】ラック、企業のセキュリティ運用負荷を軽減する調査ツールを無料公開~セキュリティ侵害とマルウェアの判定をクラウドで提供~

| by:ウェブ管理者
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西本 逸郎、以下 ラック)は、緊急対応サービスやセキュリティ監視サービスにより蓄積された膨大なセキュリティインテリジェンス情報を活用し、セキュリティ運用業務における様々な調査ツールを無料で提供するウェブサイト「FalconNest(ファルコンネスト)」を、本日より公開します。これにより、企業のセキュリティ対応部門が独自にサイバー攻撃の痕跡確認やマルウェアの判定を手軽に行えるようになり、被害の深刻度を迅速に把握することが期待できます。

企業にとって、情報資産と情報システムをサイバー攻撃から保護することは、今や当たり前の時代になりました。そして、セキュリティ対策に先進的な企業の多くは、企業内にインシデント対応チーム(CSIRT)を組織し、緊急事態に備えています。しかし、CSIRT体制を整備し運営する企業であっても、サイバー攻撃の発見とマルウェアの判定を行う作業は容易ではなく、大きな課題となっています。まして、このような専門チームを持つことができない中堅・中小企業などでは、現状を把握するすべがないため、発見が遅れることで被害がより深刻化する傾向があります。

ラックは、900を超える企業・団体に提供しているセキュリティ監視サービスや、年間約300件にものぼる緊急対応サービスにおいて多種多様な攻撃情報を入手するとともに、研究部門がインターネット上にある攻撃情報を自動収集し、日本国内における膨大な脅威情報を蓄積してきました。このたび、このような情報を活用して標的型攻撃の痕跡や、不審ファイルの判定などが可能となるウェブサイト「FalconNest」を無料公開しました。

「FalconNest」で提供する調査ツールは、ラックが有する脅威情報を活用することで高い精度を確保しており、CSIRTをはじめとする企業のセキュリティ担当部門の方は、導入している市販のセキュリティ対策製品とあわせ、本調査ツールを活用することにより、より多面的で精度の高い調査を行うことができます。また、本調査ツールは主に日本の組織に属する方の利用を想定しており、提供された情報や調査によって得られた分析結果は利用者間で共有されないため安心してご利用いただけます。

ラックは、今後とも、膨大な脅威情報を活用した様々なセキュリティサービスを提供し、IT社会を支援してまいります。


原文はこちら
https://www.lac.co.jp/news/2018/11/08_press_01.html

15:03 | IT:一般
 

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