2018年11月16日（金）、資産運用に関する総合プラットフォーム ZUU online などを運営するZUUは、2019年3月第2四半期決算説明会（決算説明資料）をTKP東京駅大手町カンファレンスセンターで開催した。



　冨田 和成氏（ZUU 代表取締役）が挨拶の後、決算概要を説明。連結業績サマリーとして、第2四半期累計における売上高は「メディア・サービス」が前年同期比46％増、「フィンテック化支援サービス」が39％増と順調に伸長し、営業利益も同125%増と大幅な増益となったと報告。ZUU online のユーザー層もIPO等の効果もあり、2018年9月時点で539万人と順調に拡大していると語った。

　次に、本四半期における進展として、ZUU online における金融機関のオンライン店舗「Brand Channel」のほか、非金融企業への顧客網の拡充、ZUU online の会員化の推進、シンガポールへの進出等について概況を説明した。オンライン店舗「Brand Channel」に参加している金融機関は53社に上っているという。



　最後に、成長戦略の進捗と次四半期以降への布石として、「非金融企業のフィンテック化支援」、「金融特化型DMPの始動」、「来期の新商材向け成長投資」といった施策に着手していくとして、それぞれの施策について説明。「非金融企業のフィンテック化支援」については、富裕層を多く有し、オンライン化が進展していない業種・企業向けに支援サービスでのノウハウ転用が可能と語った。また、ZUU online のアプリ版の開発、金融商材の直接的取り扱いへの社内体制整備、東南アジアでの2カ国目への進出について、今期中に準備を開始したい考えだという。