金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2020/05/20

【日本ユニシス】価値交換基盤「doreca」のトライアル提供を開始~生活費からお買い物まで。シームレスなキャッシュレス体験の実現~

| by:ウェブ管理者
日本ユニシスは、デジタルマネーバリュー(残高)のオンラインチャージ・交換を可能とする価値交換基盤「doreca」のトライアル提供を開始しました。
「doreca」は国内決済インフラの高コスト構造化が金融業界の課題とされる中、個人の収入源とデジタルマネーを API 連携でダイレクトに繋げることで低コスト化を図ります。
本サービスのトライアル第一弾として、給与前払いサービスの国内最大手である、株式会社きらぼし銀行(以下、きらぼし銀行)および、きらぼしテック株式会社(以下、きらぼしテック)の給与前払いのデジタルマネー受け取りの実証実験において、デジタルマネーへのチャージ基盤に採用されており、今後も順次サービスを拡充していく予定です。

日本ユニシスは今後、「doreca」の提供を通じて、生活様式の変化や、社会ニーズに対応するデジタルトランスフォーメーションを実現します。

【背景】
日本国内でのキャッシュレス決済の機運が高まっており、経済産業省策定「キャッシュレス・ビジョン」では、将来的にキャッシュレス比率を現在の 20%台から 80%とする目標を掲げています。
また、キャッシュレス消費者還元事業・マイナポイント事業や、現在政府が検討中の「給与デジタル払いの解禁」など、さまざまな施策が実施・検討されています。
一方、決済事業者の新規参入が促進される中、サービス乱立によるユーザービリティの欠如の顕在化や、国内決済インフラの高コスト構造化は金融業界の課題となっています。

【doreca の概要】
「doreca」は、2つの事業を軸としたプラットフォームサービスです。
1. ダイレクトオンラインチャージ事業
個人のデジタルマネーアカウントにオンラインチャージする仕組みの提供。本事業はコンシューマー向けサービスを提供する企業が、本サービスを通じて、顧客(個人)向けにデジタルマネーの給付・支払いが可能となります。

2. デジタルマネーのバリュー交換事業
個人が所有する異なるデジタルマネーのバリュー(残高)を、相互交換可能にする仕組みの提供。本事業は決済事業者が、本サービスを通じて、他事業者との残高連携が可能となります。尚、連携先/方法は決済事業者毎に選定できます。

本プラットフォームサービスにより、高コストの国内決済インフラ体制から脱却し、個人の収入源とデジタルマネーを API 連携でダイレクトに繋げることで低コスト化を実現します。
更に、異なるデジタルマネー間の残高交換を可能にすることにより、デジタルマネーの散在を解消し、利用者利便にも寄与します。
「doreca」は、企業側の決済インフラコスト削減、利用者の利便性向上の両輪でキャッシュレス化を促進します。


原文はこちら
https://www.unisys.co.jp/news/nr_200519_doreca.pdf

16:06 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.