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2020/04/23

【カスペルスキー】<Kasperskyサイバー脅威調査:2019年金融関連の脅威>バンキング型マルウェアの攻撃ターゲットのうち3分の1が企業ユーザーと判明、増加傾向に対策が急務

| by:ウェブ管理者
--【概要】--------------
Kasperskyの調査チームは、2019年の金融関連の脅威に関する調査結果を公開しました。この1年間に77万3,943のカスペルスキー製品ユーザーが、金融系マルウェアであるバンキング型トロイの木馬の攻撃に遭遇し、その3分の1(35.1%)が企業ユーザーであることが判明しました。
調査結果については、こちらをご覧ください。(英語)
https://securelist.com/financial-cyberthreats-in-2019/96692/
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バンキング型トロイの木馬は、金銭の窃取に重点を置いているサイバー犯罪者の間で最も広く使われるツールの一つです。サイバー犯罪者は一般的に、バンキング型トロイの木馬を使用してオンラインバンキングや電子決済システムのユーザー認証情報を探索し、ワンタイムパスワードを乗っ取ってそれらのデータを窃取します。

企業ユーザーを標的にした攻撃は、過去3年間ほぼ24~25%を保っていましたが、2019年には35.1%に増加しました。企業に対する攻撃の増加について調査チームは、オンラインバンキングや電子決済システムのアカウントへのアクセスのみならず、従業員のデバイスへの感染を通じて企業の金融資産にも到達することが可能になるためとみています。

調査の結果、2019年にバンキング型マルウェアの標的となった国は、ロシアが最多の33.6%、次いでドイツが7.4%、中国が3.3%でした。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000011471.html

16:15 | IT:一般
 

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