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2016/09/29

【SAS】あらゆるアナリティクス・ニーズに対応したオープンな統合プラットフォームで、データ活用先進企業のビジネスの生産性向上を支援

| by:ウェブ管理者
アナリティクスの現場ユーザー部門やIT部門は、複数のプログラミング言語、多種多様なアナリティクス・ツール、そして幅広く要求されるスキルなど、多くの困難と日々格闘しています。そのような組織では、プログラミング言語やアナリティクス・ツールを自由に選ぶことができ、かつ、管理とガバナンスが容易な統合型のアナリティクス・インフラストラクチャを強く求める声が上がっています。アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)が発表した「SAS Viya」は、このようなアナリティクス先進企業・組織のために開発され、ロバストで様々なクラウド基盤と親和性の高いオープンなプラットフォームを提供し、アナリティクス基盤のさらなる多様性と一貫性を提供します。

SASの顧客であるNavistar International社のデータ・サイエンス担当ディレクターであるジャーシー・ダパー(Gyasi Dapaa)氏は、「SAS Viyaによって、データ・サイエンティストはアナリティクスのサイロから抜け出して、各自が使用するプログラミング言語の種類にかかわらずチームとして協力し、作業を共有してチームの生産性を高めることができます。アナリティクスの活用において、当社では、『なぜ』を解き明かすビジネス上の洞察を導き出すことに重点を置いており、洞察を導き出す『方法』には制約を設けたくありません。このことが当社のデータ・サイエンス・チームの動機付けとなり、ビジネスに変革をもたらしている所以です」と述べています。

SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CTO(最高技術責任者)のオリバー・シャーベンバーガー(Oliver Schabenberger)は、「オープンとは誰でもアクセスができるということであり、お客様は最も生産性の高い方法でアクセスできるプラットフォームを自由に構築したいと望んでいます。SASは常にオープンなプラットフォームを提供してきており、例えば、お客様はこれまでもアナリティクス業務をHadoopクラスター内に簡単に統合することが可能でした。さらにSAS Viyaを活用することで、SASをはじめ、PythonやJava、REST APIなど、お客様のニーズに最適なプログラミング言語を自由に使用できます。SASはオープン・ソースの技術を取り入れ、そこに全社規模での利用を可能にするための相互運用性と実用性を付与することで、アナリティクス・イノベーションを可能にしました」と述べています。

シャーベンバーガーによると、Pythonや他のオープン・ソース言語を使用しているユーザーがシングルスレッド環境からSAS Viyaのマルチスレッド分散型アーキテクチャに移行すれば、処理時間を数時間という単位から、数分という単位に短縮することができます。さらに、共通のデータ・モデルの使用、集中管理、ガバナンス、世界最先端のアナリティクスを通して業務上の利点を享受することができます。

「SASはアナリティクス・ライフサイクルのガバナンスと管理を行うことができるオープン・プラットフォームです」と、シャーベンバーガーは付け加えています。

SASは既存のSAS 9ユーザーに各種OS、運用環境、並びにデータ・タイプ用のポータブル・コードを提供しています。SAS 9プラットフォームの最新の機能強化には、Jupyter Notebookプロジェクトへの接続、Hadoopとのより緊密な統合、コンテナ環境の運用サポートの拡張などがあります。


原文はこちら
http://www.sas.com/ja_jp/news/press-releases/2016/september/2016-09-29-sas-viya-ax-2016-jp.html

18:09 | IT:一般
 

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