平成24年6月の投資信託概況を発表しました
http://www.toushin.or.jp/statistics/statistics/data/
1.設定・解約等の状況
(1)総合計
24年6月の総合計は設定額が3兆9,356億円、解約額が3兆6,418億円、償還額が301億円で、差引き2,638億円の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べ1兆350億円増加(うち、運用増7,712億円)し、月末には58兆3,573億円となった。
(2)株式投信
6月の株式投信は設定額が1兆5,949億円(対前月比3,790億円減少)で、これに対し解約額が1兆1,481億円(同2,000億円減少)であり、解約率は2.5%(前月2.7%)、償還額276億円で、この結果、株式投信は差引き4,192億円(単位型318億円減少、追加型4,510億円増加)の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べて1兆1,904億円増加(うち、運用増7,712億円)して、月末には47兆8,613億円となった。
(3)公社債投信
6月の公社債投信は設定額が2兆3,407億円(対前月比1,871億円減少)で、これに対し解約額2兆4,936億円(同3,268億円減少)償還額25億円で、差引き1,555億円の資金純減となった。
この内訳は、中期国債ファンドが37億円の純減、長期公社債投信が56億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが363億円の純減、キャッシュリザーブファンドが457億円の純減、MRFが318億円の純減、MMFが298億円の純減となった。
純資産総額は前月末に比べ1,554億円減少し、月末には10兆4,960億円となった。
2.資産運用状況
(1)株式投信
6月中の株式運用は国内株式について対市場で820億円買越し、外国株式は656億円の買越しであった。
株式投信の組入れ株式は前月末に比べ8,415億円増加し、月末には11兆5,942億円(うち、外国株式3兆4,621億円)となり、純資産総額に対する比率が24.2%(前月末23.0%)となった。
一方、組入れ公社債は前月末に比べ468億円増加し、月末には15兆1,426億円(うち、外国債券12兆5,785億円)となり、純資産総額に対する比率は31.6%(前月末32.3%)となった。
(2)公社債投信
公社債投信の組入れ公社債は前月末に比べ7,002億円減少し、月末には6兆8,553億円(うち、外国債券4億円)となり、純資産総額に対する比率は65.3%(前月末70.9%)となった。
エクセルファイル
http://www.toushin.or.jp/tws/toukei_dw/gaikyo.xls