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2016/04/04

【東京スター銀行】地方創生案件として、老朽化した京町家への再生ファイナンスを実行~ 歴史ある京町家をリノベーションし、一日一組限定の貸し切り宿へ~

| by:ウェブ管理者
株式会社東京スター銀行(東京都港区、代表執行役頭取CEO 入江優、以下「当行」)は、全国各地で地方創生案件を手掛けるパシフィック・イノベーション・ジャパン合同会社(東京都中央区、代表村田哲太郎、以下「パシフィック社」)と連携し、老朽化した京町家2 棟を、半年程度をかけて一日一組限定の貸し切り宿としてリノベーションするための再生ファイナンスを実行いたしました。
京町家は、京都らしい町並みを形成する基礎であり、また京都の歴史・文化の象徴です。その一方で、独自の建築技法に基づく構造上の問題から、現行の建築基準法をクリアし、なおかつ建替えを個人単位で行うことは困難であるため、京都市の「京町家まちづくり調査」によると、現存する約5 万軒の京町家のうち、約10%が空き家となっており、毎年およそ2%の割合で失われていっています。
そうした中、今般、パシフィック社の呼びかけにより、京都の地場の鑑定士・建築士・オペレーターが集まり、老朽化した京町家を宿泊施設へとリノベーションし、生きた建物として次世代へと受け継ぐべく、本プロジェクトがスタートいたしました。

当行は、京町家の保存を通じて、京都の歴史・文化を継承する目的に賛同し、これまでに培ってきたホテル・旅館等向けファイナンスのノウハウを活用することで、通常の不動産評価の手法では評価しづらい京町家に潜在的な価値を見いだし、このたびのリノベーション資金の支援決定に至りました。
本件は、文化継承の支援という社会的意義に加えて、リノベーションによる潜在的な不動産価値の発掘・実現・活用を提案する、京町家再生への当行独自のアプローチであると考えております。
当行は、今後も、多方面から集まった金融プロフェッショナルの豊富な金融ソリューションを活用し、従来の形式にとらわれない貸出姿勢をもって、全国各地の『地方創生』の取り組みを積極的に進めてまいります。


原文はこちら
http://www.tokyostarbank.co.jp/profile/pdf/160404.pdf

18:01 | 金融:銀行
 

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