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2020/06/19

【日本IBM】IBM、IBM Cloud強化のためSpanugoのソフトウェアを統合~IBMは戦略的買収により、コンプライアンスに対応した業界固有の安全なパブリッククラウド機能を、規制の厳しい業界のお客様への提供を推進~

| by:ウェブ管理者
IBMは本日、米国を拠点とするクラウド・セキュリティー・ポスチャ管理ソリューションのプロバイダーであるSpanugoを買収する契約を締結したことを発表しました。この契約のもと、非常に厳しい規制をもつ業界のお客様のセキュリティー要件にさらに応えるために、IBMはSpanugoのソフトウェアをIBMのパブリッククラウドである「IBM Cloud」に統合します。

IBMは昨年末、法規制遵守、セキュリティー、レジリエンシーに関する金融サービス機関の要件に対応するために、世界初の金融サービス向けパブリッククラウドを設計したと発表しました。これが提供開始されれば、金融サービスの規制の厳しいワークロードやマルチ・アーキテクチャー・サポートに加え、業界最高水準の暗号化認証を活用したプロアクティブ・セキュリティーおよびセキュリティー対応の自動化による、脅威の防止やお客様が適用した対策を補完する機能を利用できるようになります。Spanugoのソフトウェアが追加されることでセキュリティー・コントロール・センターの可用性が向上するため、IBMのお客様はコンプライアンス・プロファイルを定義し、制御を管理し、組織全体のコンプライアンスを継続的にリアルタイムで監視できるようになります。

IBMのクラウド事業担当シニア・バイス・プレジデントであるハワード・ボヴィルはこう述べています。「IBMは、業界で最も安全でオープンな、ビジネス向けパブリッククラウドの構築に取り組んでいます。Spanugoの買収により、規制の厳しい業界の企業を含む、エンタープライズのお客様向けのセキュリティー強化とコンプライアンス準拠における、IBM製品の機能の差別化がさらに前進する大きな一歩を踏み出しました。Spanugoのテクノロジーを金融サービス向けパブリッククラウドに導入することで、継続的にコンプライアンスに準拠していく証拠をお客様にリアルタイムで提供できます。」

お客様による重要性、機密性の高いワークロードのクラウドへの移行が進むにつれて、セキュリティーやコンプライアンスの管理はより複雑になります。金融サービス、ヘルスケア、保険会社、通信業者などの厳しい規制をもつ業界のお客様にとって、機密情報による承認が得られ、厳しい規制やコンプライアンス・ガイドラインに従ってワークロードを実行する場合に、クラウド環境は最も役立ちます。たとえば、組織が監査を受けているとき、Spanugoのテクノロジーはリアルタイムで効率的かつ透過的にサイバーセキュリティーのコンプライアンスを実証できます。さらに、クラウド・セキュリティーの向上や適応性に関するプロセスが継続的に提供されるため、攻撃の成功率を下げることができます。


原文はこちら
http://jp.newsroom.ibm.com/2020-06-19-ibm-cloud-reinforcement-spanugo-software-integration

15:05 | IT:一般
 

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