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2020/06/08

【フレセッツ】事業者向け暗号資産ウォレット開発のフレセッツ、暗号資産ウォレットユーザに対するプライバシー向上技術の開発に成功

| by:ウェブ管理者
大規模事業者向けに、業界標準の暗号資産ウォレット管理システムを提供するフレセッツ株式会社(東京都文京区、代表取締役:日向 理彦、以下フレセッツ)は、「プライベート情報検索(Private Information Retrieval; PIR)」とよばれる暗号技術を用いることで、ユーザのもつ暗号資産の残高や履歴といったプライベートな情報をサーバ側に一切知られることなくサーバから取得することのできる新しい技術を発明し、PoC実装に成功しました。
(English below)

■研究の背景

暗号資産のウォレットは、ユーザの残高情報に相当する「Unspent Transaction Output (UTXO)」と呼ばれるデータセットや、送金・入金されたトランザクションの一覧をいずれかのサーバに問い合わせ、これを必ず取得する必要があります。しかしながらどのアドレスがクエリされたかといった情報をもとに、ユーザの持つ暗号資産のアドレス、残高、履歴などがサーバに筒抜けになってしまい、特に巨額の暗号資産をもつユーザに対しては大きなプライバシー上の懸念がありました。

今回新たに開発した技術を用いると、サーバにどのようなクエリが発行されたのかが数学的にわからない状態で情報の取得を行うことができるため、このようなプライバシー上の懸念は払拭されます。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000028896.html

16:13 | IT:一般
 

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