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2015/03/03

【野村ホールディングス】2014~2015 年度の企業業績見通し(2015 年 3 月)

| by:ウェブ管理者
【2015 年度予想の概要】
アナリストの予想によれば、2015 年度は Russell/Nomura Large Cap(除く金融)で前年度比 2.5%増収、同 16.5%経常増益予想である。2015 年度の為替レート前提は、円ドルが 1 ドル 118.0 円(前回前提 108.0 円)、円ユーロが1 ユーロ 138.0 円(同 137.0 円)、原油価格前提は WTI で 1 バレル 55.0 ドル(前回前提 90.0 ドル)とした。前回予想と比べると、増収率は 0.3%ポイント下方修正される一方で、経常増益率は 3.4%ポイントの上方修正となった。

予想増益率の上方修正は 2014 年度予想水準の下方修正も影響しているが、予想経常利益実額は 4,680 億円の上方修正と、2014 年度の下方修正額を超過する上方修正額となった。高めの増益率は、2014 年度の石油、商社の業績悪化の反動という側面もあり、除く石油・商社で見ると前年度比 13.4%経常増益予想となっている。原油市況下落の影響は、2014 年度業績に負の影響が先行して強く表れた格好となるが、2015 年度業績に対しては時間をかけて正の影響が出てくることも期待できるだろう。

日本企業の ROE 改善への関心が足元で一段と高まりを見せているが、2013 年度に 8.9%となった Russell/NomuraLarge Cap の ROE は、2014 年度は 8.9%と前年度からほぼ横ばいを見込んでいる。2015 年度の ROE は 9.5%への上昇を見込んでいるが、2005 年度に記録した直近ピークの 10.1%にはまだ距離を残す結果となっている。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20150303/20150303.pdf

19:21 | 金融:証券
 

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