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2017/03/08

【SAS Institute Japan】SAS、大学におけるデータ・アナリティクス教育の質的向上のため、筑波大学に分析環境を提供~学生がリアルなビジネス課題のデータを分析できる実践の場の提供を通じて、より質の高いデータ・サイエンティストの育成を支援~

| by:ウェブ管理者
(2017年03月8日)

アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、アカデミアに対する価値提供の取り組みとして、統計・データサイエンス教育や産学連携教育を支援しています。その一環として、このたび、筑波大学におけるデータ・アナリティクス教育の質の向上を目的に、分析ツールおよび分析環境を提供しました。

筑波大学 理工学群 社会工学類 経営工学主専攻では、世界で通用する「数学力×IT力×現場力」を身につけた科学的社会人の育成を目指し、産学連携実習による実務家としてのデータ・サイエンティスト育成を推進しています。この教育趣旨に賛同したSAS、有限責任監査法人トーマツ Deloitte Analytics、ウエルシア薬局株式会社の3社が協力し、学部3年生向けの講義において、実店舗の大規模POSデータおよび分析ツールを活用できる環境を提供しました。本講義で、学生は様々な分析を通して店舗課題を解決するビジネスプランニングに挑みます。

このテーマの実践の場として、「第2回ビジネスデータ分析コンテスト」が開催され、2017年1月末日までのエントリー期間に、筑波大学に加え、東京大学(工学系)、神戸大学(MBA)、京都大学(MBA)の有志を含む約70名の学生が参加しました。2月23日の授賞式で最終結果が発表され、エントリーした20チームから、6チームがそれぞれ、SAS賞、Deloitte Analytics賞、ウエルシア賞、産総研賞、TIA賞、筑波大学サービス工学ビッグデータCoE賞に選ばれ、その中で、SAS賞、Deloitte Analytics賞、ウエルシア賞を受賞した3チームがプレゼンテーションを行いました。

参加した学生は「提供されたSASのツールを駆使して自分たちのやりたい分析をやりぬくことができた」、「すぐに店舗で使ってもらえる提案を意識したので、評価してもらえて嬉しい」、「最初はうまくいかなかったが、分析の切り口を方向転換できた」、「実世界のデータと分析ツールで試行錯誤でき、こんなに楽しい授業は初めて」、と生のデータと格闘しながらビジネスプランを提案した感想を述べています。

プロジェクトを主導した岡田幸彦氏(筑波大学准教授)は、「現実世界で発生しているデータの海に溺れそうになりながら、ビジネス現場で利用されている分析ツールを駆使して提案を作りこんだ経験は、近い将来必ず役に立つ。筑波大学では、大学の壁を越えた革新的な教育の推進および展開を目指しています」とコメントしています。

SAS 代表取締役社長の堀田徹哉は「データ・アナリティクス教育の質的向上に貢献し、データ・サイエンティストの育成を支援することは、グローバル唯一のアナリティクス専業企業であるSASのミッションです。筑波大学におけるこのような取り組みを、今後もより多くの日本の教育機関に広げ、アカデミアにおける教育支援および産学連携を推進することで、データ・アナリティクス教育の質的向上と、より多くのデータ・サイエンティストの育成に貢献してまいります」と述べています。


原文はこちら
https://www.sas.com/ja_jp/news/press-releases/2017/march/2017-03-08-academia-university-of-tsukuba-jp.html?m=pr

16:03 | IT:一般
 

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