(2011/07/26)
CMEグループとの業務提携契約の締結について
http://www.ose.or.jp/f/news/21772/wysiwyg/news20291_01.pdf

本日，株式会社大阪証券取引所とCMEグループは，業務提携に関する契約を締結したことを発表いたします。

今回の業務提携により，当社は，今冬を目途に，CMEグループの協力のもとダウ・ジョーンズ工業株平均株価を対象とした円建て先物取引を開始する予定であり，また，CMEグループが開始予定の円建て100円倍日経平均先物（E-micro日経先物）のマーケティング等に協力して参ります。更に両取引所は今後も共同で商品開発，マーケティング及びプロモーション活動等を進めて参ります。

本件に関して，当社の代表取締役社長 米田道生は，「日本最大のデリバティブ取引所である大証が，世界最大級で先進的なデリバティブ取引所のCMEグループと協力することで，日本の投資家を始め世界の投資家にとっての利益になるとともに，大証のグローバル・プレゼンスの向上につながることを期待しています。ダウ・ジョーンズ工業株平均先物を第一歩に，今後，CMEグループと協力して多様なアセット・クラスに関する魅力的な先物商品の検討を進めて参ります。」と述べています。

また，CMEグループのクレイグ・ドナヒューCEOは，「今般，大証との緊密な協力関係を一層強固なものにすることを通じて，世界を代表する株価指数に関し，より一層のリスク・マネジメントと取引の機会を提供できるようになることを大変喜ばしく思っています。大証においてダウ・ジョーンズ工業株平均先物，CMEグループにおいてE-micro日経先物がそれぞれ円建てで取引可能になることで，市場参加者は，ほぼ24時間，望みの通貨とサイズでグローバルなベンチマークにアクセスすることが可能となります。」と述べています。