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2023/06/02

【三井住友信託銀行】デジタルアセット事業の本格展開に向けたWeb3・トークンエコノミーにおける概念実証の実施について

| by:ウェブ管理者
三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「当社」)と三井住友トラスト・ホールディングス株式会社の DX 子会社である Trust Base 株式会社(取締役 CEO:田中 聡、以下「Trust Base」)は、セキュリティ・トークン(以下「ST」)をはじめとするデジタルアセット事業の本格展開に向けて、Web3・トークンエコノミーにおける概念実証を行います。
本概念実証は株式会社 Ginco(代表者:森川 夢佑斗、以下「Ginco」)、Securitize Japan 株式会社(代表取締役:ジェームス・エイチ・フィン、以下「Securitize」)と共創して行い、本概念実証を通して蓄積したノウハウを活用し、上記企業を含めた他企業や機関と Web3・トークンエコノミーの本格展開に向け更なる検討を進めていきます。

1. 概念実証を行う背景
昨今、官民両分野において Web3 について活発な議論がされており、様々な業界で Web3 領域の新たな取組が行われています。当社においても、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)の受託を通してトークン発行の実績を積み上げている他、ビットバンク株式会社が設立した暗号資産の信託を目指す日本デジタルアセットトラスト設立準備株式会社(JADAT)へ出資を行うなど、デジタルアセット領域拡大への取組を続けてまいりました。また、Trust Baseにおいても、Web3 視点での次世代型デジタル信託構想の検討を深めてきました。
一方で、これらの取組や検討の過程で多くの課題が見つかり、各ステークホルダーが利用する上での業務負荷の改善や利便性の向上に向け、既存の枠組みに囚われない新たな業務のあり方を、これまでの取組に加えて模索する必要性が明らかになりました。特に Web3 が展開されるパブリックブロックチェーンは金融機関にとっては新たな世界であり、信託の強みを展開するにあたっては技術的な知見の獲得が必須と考えております。
本概念実証を通して、Web3・トークンエコノミーにおけるノウハウを蓄積し、現状の業界
全体の課題解決のみならず、既存業務に囚われない斬新な発想で、新たな資金循環の仕組み作りの支援を行っていきます。


原文はこちら
https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/230602.pdf

15:07 | 金融:銀行
 

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