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2020/03/19

【SMBC日興証券】ブロックチェーン技術を活用した次世代アセットマネジメント事業を行う新会社で協業

| by:ウェブ管理者
SMBC日興証券株式会社は、この度、三井物産株式会社(代表取締役社長:安永 竜夫、本社:東京都千代田区)及びその金融関連子会社、株式会社LayerX(CEO:福島 良典、本社所在地:東京都中央区)、三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:橋本 勝、本社所在地:東京都千代田区)とともに、ブロックチェーン技術を活用した次世代アセットマネジメント事業分野での協業を開始し、合同で新会社を設立することになりましたのでお知らせいたします。

1.協業の背景・目的

1,800兆円超に上る日本の個人金融資産の半分以上を現預金が占め、欧米諸国と比較しても、資産運用に供されている割合は低位に留まり、日本国民の資産形成が重要な課題となっています。そういった環境の中で、高度な専門性をもって証券化及び資産運用機能を担うアセットマネージャー(投資運用業者)は、我が国の資本市場の活性化や国民の安定的な資産形成を実現する上で極めて重要となっております。

一方、不動産・インフラを始めとした実物資産の証券化商品の投資環境においては、一部の限られた資産に対して、限られた投資家のみがアクセスできているケースも見られます。これは、法制度のみならず、証券化及び運用期間中の管理プロセス全体に複数企業が絡み、かつ非デジタルのままになっていることで高コスト体質となっていることが要因の一つであり、大きなイノベーションの余地が残されております。

この度の協業では、ブロックチェーン技術を活用した発行体による効率的な資金調達も視野に入れながら、アセットマネジメント機能全体のデジタルトランスフォーメーションにより「①取引・管理・執行コストの削減」「②運用会社の透明性向上」「③ファンド設計の規格化、小口化、適切な流動性の付与」「④従来ではコスト面等で実現が難しかった資産の証券化」等を実現し、より多くの優良な実物資産の証券化商品を、より投資家の利益に資する形でお届けすることを目指します。


原文はこちら
https://www.smbcnikko.co.jp/news/release/2020/pdf/200319_01.pdf

15:08 | 金融:証券
 

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