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2020/09/30

【商工組合中央金庫】中小企業設備投資動向調査 [2020 年 7 月調査]

| by:ウェブ管理者
1 設備投資の有無…2020 年度の修正計画は前年同時期から減少
設備投資の 2019 年度実績(以下、「19 実績」)では、実施(設備投資「有」)企業割合は全体の 52.8%。前年同時期から微増。
2020 年度修正計画(以下、「20 修正」)では、設備投資「有」が全体の 39.6%。前年同時期から減少。

2 設備投資の目的…「情報化関連」、「新製品の生産」が上昇
19 実績、20 修正ともに設備投資目的の上位は「設備の代替」、「維持・補修」。その他の項目では、2016年度以降上昇し続けている「情報化関連」の他、「新製品の生産」等が上昇。
また、20 年に設備投資「有」とした企業の実施判断において、コロナウイルスの影響があったと回答した企業は全体の 31.1%。コロナ影響有と回答した企業群では、コロナ影響無と回答した企業群に比べ、「情報化関連」や「新規事業への進出」等の割合が高かった。

3 設備投資額の増減率…19 年度実績は、9 年ぶりのマイナス
全産業の設備投資額の増減率は 19 実績で前年度実績対比▲2.3%となった。実績時点でマイナスとなるのは、2010 年度以来。20 修正は 19 実績比▲27.0%。前年同時期(同▲19.1%)を下回る。

4 設備投資「無」の理由…20 年度にかけ「景気の先行き不透明」が増加
19 実績で設備投資を実施しない理由の上位は「現状で設備は適正水準」が最も多く、次いで「景気の先行き不透明」。20 年度にかけては「景気の先行き不透明」が大幅に増加。20 修正で設備投資見送り判断をした企業において、コロナの影響を受けたと回答した企業は 22.0%。見送り判断にコロナ影響有と回答した企業の 64.3%が「景気の先行き不透明」を理由として挙げている。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_200930_01.pdf

15:10 | 金融:銀行
 

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