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2016/01/29

【SBIインベストメント、SBIホールディングス】ビットコインをはじめとする暗号通貨の取引所Krakenを運営する米国ベンチャーPayward, Inc.への出資に関する覚書締結のお知らせ

| by:ウェブ管理者
SBIホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾 吉孝)の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:川島 克哉、以下「SBIインベストメント」)は、同社が運営するファンドを通じて、世界的にビットコインをはじめとする暗号通貨の取引所Krakenクラーケンを運営するPayward, Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Jesse Powell、以下「Payward社」)へ出資することについて覚書を締結いたしましたのでお知らせいたします。

Payward社の運営するKrakenは、厳重なセキュリティ管理の下、一度もハッキング被害を受けたことのない高い安全性を誇る唯一の暗号通貨取引所として、ヨーロッパを中心に事業を拡大し、ユーロ市場におけるビットコイン取引の出来高と流動性で世界一のシェアを獲得するなど、世界的に業界大手のポジショニングを築いています。さらに、同社では暗号通貨取引における基盤技術であるブロックチェーン技術を活用した金融インフラの開発も進めています。

ブロックチェーン技術を活用した勘定系システムでは、複数同時に端末を稼働させる分散型ネットワークを使って処理を行うため、システムコストの大幅な削減が可能となるほか、決済などの処理速度を飛躍的に短縮させることができるため、大量のデータを短時間で処理する必要のある金融システムでの同技術の導入が、欧米を中心とする多くの金融機関において注目されています。米国ナスダックでは未公開株式取引市場でのブロックチェーン技術の導入を2015年10月に発表するなど、各国での事業化の検討が進んでいます。

SBIグループでは、これまでもIT、モバイル・ワイヤレスを中心として、バイオ・ライフサイエンスや環境・エネルギー関連分野などの成長分野のベンチャー企業にも重点を置いて投資を行っております。今後は成長産業として期待されるFinTech分野についても、FinTech企業の先駆けとしてSBIグループが培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かしながら、投資を一層拡大するとともに、SBIグループの金融サービス事業にFinTech領域における中核的技術と期待されるブロックチェーン技術を次々と取り入れていきたいと考えております。


原文はこちら
http://www.sbigroup.co.jp/news/2016/0129_10136.html

18:02 | IT:一般
 

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