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2019/10/17

【凸版印刷】凸版印刷、気づかい会話ロボットで窓口業務を支援

| by:ウェブ管理者
~自然対話・表情認識・音声自動翻訳などの技術を搭載した窓口業務支援ロボットを開発 高齢者や外国人との店頭コミュニケーション円滑化を支援~

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、銀行や自治体の窓口業務における高齢者や外国人など多様な顧客とのコミュニケーションを、最先端技術を搭載したコミュニケーションロボット(※1)によって支援する「トッパン ロボティクス・コミュニケーション」サービスを開発しました。

 今後、本サービスに関する実証実験をスタートさせ、その実証を通じた効果検証・サービスのブラッシュアップを進め、2020年春頃から全国の金融機関および自治体に向けて提供を開始します。

 凸版印刷が提供するコミュニケーションロボットには、自然対話・表情認識・顔認識・音声自動翻訳などの最先端技術に加えて、凸版印刷がこれまで培ってきた銀行や自治体の窓口業務支援ノウハウを元に顧客の用途に応じて設計・開発されるアプリケーションが搭載されます。

 ロボットは、顧客との音声による自然会話のなかで、説明に留意が必要とされる金融商品の理解度向上や、その説明に対する実際の理解度を把握することが可能です。また、音声自動翻訳機能によって外国人と業務担当者とのコミュニケーションをサポートします。

 本サービスにより、これまで窓口業務で大きな課題となっていた、認知能力が低下している高齢者への適切な対応や、訪日外国人・在留外国人とのコミュニケーションがうまく取れないことによる商品・サービスの認識齟齬トラブルの防止が可能となり、お客さまとのより深い信頼関係の構築を実現します。

なお、本製品は、2019年10月24日(木)から25日(金)まで開催される「FIT2019 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム)の凸版印刷ブース(小間番号:EB08)にて展示します。

■ 開発の背景

 近年の高齢者人口の増加にともない、高齢者に対しての商品の内容やリスク性の説明不足が大きな社会問題となっています。保険商品の銀行窓口販売においても、外貨建て保険に関する苦情が平成30年度に前年比34.6%増となるなど、金融機関の窓口業務で高齢者に対する適切な商品説明対応が課題となっています。

 また、外国人労働者やインバウンド需要による外国人旅行者の増加により、金融機関はじめ自治体の窓口においても外国人との円滑なコミュニケーションの重要性が高まっています。

 凸版印刷はこれまでも金融機関や自治体に対し、「T-DX(トッパン・デジタルトランスフォーメーション)」による業務デジタル化および効率化の支援を行ってきました。これらの実績により蓄積されたノウハウを最先端技術と組み合わせることで、顧客・来訪者とのコミュニケーション円滑化・認識齟齬トラブル回避に貢献する本サービスの開発に至りました。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000314.000033034.html

15:06 | IT:一般
 

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