(2011/06/23)
2011年8月1日（月）以降のFXのお取引について（証拠金規制に関するご確認及び注意事項）
http://www.rakuten-bank.co.jp/assets/fx/pdf/info-110622.pdf

2010年8月1日（日）に施行された「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」における1 年間の経過措置の期間の終了に伴い、2011 年8 月1 日から外国為替証拠金取引等について、金融商品取引業者等が想定元本の4％以上の証拠金の預託を受けずに取引を行うことを禁止する規制（いわゆる「証拠金規制」）が導入されます。お客さまにおかれましては、下記の内容をよくお読みいただき、お取引のルールの変更にご対応いただきますようお願い申し上げます。

・ スケジュール(予定)

2011年7月25日(月)：東京金融取引所より為替証拠金基準額発表
2011年8月01日(月)：証拠金額適用開始

・ 発注証拠金基準額について
 
当行では、東京金融取引所が定める為替証拠金基準額を、お客さまから預託を受けるべき証拠金額(発注証拠金額)としております。従って、為替証拠金基準額が変更された場合、発注証拠金額も変動いたします。発注証拠金額の変動については、当行ホームページにてご案内いたします。

本証拠金規制導入にあたって、従来と比べて大幅に発注証拠金額が増額されます。為替の変動状況にもよりますが、2011年8月1日から5日までの間に適用される発注証拠金額は、2011年7月25日から29日までの間に適用される発注証拠金額の約２倍になると想定されます。2011年8月1日以降のお取引については、以下の注意事項をよくご覧ください。

※ 毎週、為替証拠金基準額は見直されます。詳しくは、東京金融取引所のホームページをご覧ください。
※ 有効比率が75％以下となった場合に実行される強制反対売買(ロスカット)のルールに変更はございません。

・ 2011 年8 月1 日(月)以降のお取引についての注意事項

(1) 2011年8月1日から5 日までの間に適用される発注証拠金額は、8月1日(月) からの新規建玉に適用するだけではなく、7月29 日(金) の取引終了時点で保有されている建玉および注文中の新規建玉に対しても適用されます。
(2) 7月29日(金) の取引終了時に建玉を保有されている場合、8月1日(月)から必要証拠金額が引き上がります。2011 年8 月1 日から5 日までの間に適用される発注証拠金額は、2011 年7 月25 日から29 日までの間に適用される発注証拠金額の約２倍になると想定されることから、7月29日(金) の取引終了時の有効比率が8月1日(月)から約半減することが予想されます。
(3) 8月1日(月)の取引開始時に、2011年8月1日から5 日までの間に適用される発注証拠金額に基づき計算された有効比率が75％以下となっている場合、すべての建玉がロスカットされます。
(4) 7月29 日(金) の取引終了時の有効比率が150％前後、もしくはそれ以下であった場合、8月1日(月)の取引開始直後、直ちにロスカットが執行される可能性が極めて高くなります。
(5) あらかじめ事前に証拠金額状況を必ずご確認ください。8 月1 日(月)取引開始時に新しい取引ルールが適用されてもロスカットされないかどうかをご自身で計算いただき、十分に有効比率に余裕をもってお取引ください。当行といたしましては、7 月28 日（木）までに十分に証拠金を差し入れて頂くことを推奨いたします。

・有効比率について
有効比率は次の計算式で求めることができます。
① 有効比率 ＝有効証拠金額÷必要証拠金額
② 有効証拠金額＝証拠金預託額+評価損益相当額+スワップポイント相当額+決済損益予定額－未払手数料
③ 必要証拠金額＝発注証拠金額×保有建玉の枚数
なお、証拠金の入金受付時間についてはこちらをご覧下さい。