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2017/07/13

【SAS Institute Japan】SAS Institute Japan、小学生向けの統計学習イベント「なつやすみ 親子でデータサイエンス」規模を拡大して開催~データ・サイエンティスト育成支援の一環として、統計や分析の体験教育の場を提供~

| by:ウェブ管理者
アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、小学生が統計の基礎やグラフを使ってデータサイエンスの楽しさを体験できるイベント「なつやすみ 親子でデータサイエンス」を8月19日(土)と8月20日(日)の両日に、六本木ヒルズのSASオフィスにて開催します。

小学生を対象に、親子でデータサイエンスに親しんでいただこうという趣旨で始まった本イベントは、好評を博した2016年に続いて今年2年目の開催となります。参加者は事前に分析テーマを設定し、仮説を立て、それに基づいてデータ収集を行います。設定したテーマに沿って自宅前の時間あたりの交通量、天候と植物の成長、気温と電気の使用量などの身近な事象のデータを事前に観察・測定したり、オープンデータなどの一般に公開されている分析データを準備していただきます。イベント当日は、準備したデータを分類・集計、グラフにして、そこから事前に設定した仮説を検証し、何か役立つ発見を行うまでの一連のデータサイエンスの作業を、親子で体験していただけます。作業の成果として作成するポスターは、夏休みの自由研究の宿題としても利用できます。会場では、SASの社員が統計やグラフの基礎を説明し、一連の作業をサポートします。

2年目となる今年は、慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 渡辺美智子教授をプログラム監修に迎え、関係者一同、より充実した体験学習のイベントをお届けできるよう努めてまいります。渡辺教授は次のように述べています。「日本の統計・データサイエンス教育は、初中等・大学を通して海外に比較すると大変に遅れていましたが、文部科学省は次期学習指導要領で小学校1年生から6年生まで、中学の3年間そして高校と、『データの活用』という新しい領域を設け、毎学年、主体的で協働的な問題解決型の統計・データサイエンス教育を推進することを示しました(高校に関しては今年度中に告示)。小学校の低学年から絵グラフや円グラフ、棒グラフなどの統計グラフを作ることで、ものごとを客観的に見る目が養われます。また、いくつかのグラフを組み合わせることで、伝えたいことを論理的なストーリーに仕上げる力も身に着き、データ利活用型社会における大事なコミュニケーション力の育成に役立ちます。今回、SAS社のようなデータサイエンスの先端をいくグローバル企業が社会活動の一環として、日本の初等統計教育にご助力いただくことは、子どもたちの現在の学習レベルの向上だけにとどまらず、間違いなく日本の未来を支えるデータサイエンス力の高い人材の育成に繋がる非常に意義のあることと考えています」

社会では意思決定や判断に不可欠な実証的・客観的・合理的な「ものの見方・考え方」がますます重要視されており、現在は、教育現場でも小学生から統計教育が実施されています。データサイエンスは、統計、データマイニング、人工知能などの科学的なアプローチによって、課題の解決や機会の最大化のために、データ分析から導き出される仮説を立て、それを検証します。SASは、今回のイベントを含む一連のデータサイエンス施策により、国内におけるデータサイエンスの重要性の啓蒙とスキルの向上に貢献していきます。


原文はこちら
https://www.sas.com/ja_jp/news/press-releases/2017/july/2017-07-13-sas-data-science-for-kids-2017-jp.html?m-pr

17:06 | IT:一般
 

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