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2014/08/29

【SCSK】新生銀行、百五銀行、三重銀行へ 総合口座取引モニタリングシステム「BankSavior」を提供開始

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下 SCSK)は、株式会社新生銀行(本店:東京都中央区、代表取締役社長:当麻 茂樹、以下 新生銀行)、株式会社百五銀行(本店:三重県津市、取締役頭取:上田 豪、以下 百五銀行)、株式会社三重銀行(本店:三重県四日市市、取締役頭取:種橋 潤治、以下 三重銀行)に対し、マネーロンダリング(資金洗浄)などの疑わしい取引や、振り込め詐欺、キャッシュカード偽造・盗難などの金融不正取引の検知および未然防止を強化する総合口座取引モニタリングシステム「BankSavior®(バンクセイバー)」の提供を行い、2014年7月から運用を開始しています。

1.背景

近年、反社会的勢力やマネーロンダリングなどの金融犯罪活動は、ボーダーレス化しており、手口も日々巧妙化しております。また、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害は、今年上半期の被害が268億円※1にものぼり、年間被害額が過去最悪だった昨年の同期に比べて26.5%増加するなど、大きな社会問題となっています。このような背景の中、金融機関においては業務の公共性を鑑み、反社会的勢力やマネーロンダリングなどに対する管理態勢の整備について、絶えず高度化に向けた取り組みを求められています。

新生銀行、百五銀行、三重銀行では、マネーロンダリングをはじめとする金融犯罪への対応策や2013年4月に施行された「犯罪による収益の移転防止に関する法律の改正(改正犯収法)」に基づく疑わしい取引の届出に係る事務効率化を検討していました。そこで、SCSKが提供する総合口座取引モニタリングシステム「BankSavior®」の金融犯罪対策分野におけるサービス提供実績や、複雑かつ巧妙に変わりゆく犯罪手口に 対し、柔軟かつ即時にルール設定できる機能の有用性を高く評価し、採用に至りました。

※1 出典:「平成26年上半期の特殊詐欺認知・検挙状況等について」(警察庁)
http://www.npa.go.jp/sousa/souni/hurikomesagi_toukei2014kami.pdf

2.「BankSavior®」の特長

「BankSavior®」は、SCSKが2004年から開発を続けてきたルール判定機能を中核とし、日本の商慣習を反映させたトランザクション(取引)モニタリングシステムです。ATM入出金、ネット取引といった取引データと顧客情報などから疑わしい取引のモニタリングを実現するとともに、「疑わしい取引の届出」に関する事務処理の支援機能により、金融不正取引の検知から報告に至る一連の業務を支援するものです。

「BankSavior®」では検知ルールを変更する場合、プログラムを改修する必要がありません。お客様が画面上で検知ルールを自由に設定・変更できるため、日々多様化する不正手口に対して、柔軟かつ即時な対応が可能で、金融不正取引の早期発見・未然防止の精度向上が図れます。また、「ケース管理機能」により、「疑わしい取引の届出」に関する事務処理・各種手続きの効率化・省力化を支援します。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2014/press/product/20140829.html

17:01 | IT:一般
 

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