【 CFA協会】第一回 Claritas®投資検定、2,408 名に授与~ 金融サービス業界の新たなグローバル・ベンチマークに 50 ヶ国 70 社から参加
http://www.cfasociety.org/japan/Lists/Press%20Releases%20and%20Announcements/Attachments/68/No.8%20CFA%20Claritas_press%20release_July%2010_final.pdf
投資専門家としての資格基準を設定しているグローバルな団体であるCFA協会(本部:米国ヴァージニア州シャーロッツビル、http://www.cfainstitute.org)は本日、金融サービス業界スキルの新たなグローバル・ベンチマークとなる第一回Claritas投資検定に2,408名が合格したことを発表しました。この国際的な金融教育と倫理基準の設定により、金融業界の信頼の形成に寄与します。
Claritas投資検定を開始するにあたり、本年3月及び4月に、50か国70社より参加した受験者がClaritasパイロット・プログラムに挑み、その後その結果を検証、パイロット試験の合格ポイント査定、本検定の実施期間の検討を行い、合格点を定めるために全体のレビューと基準設定の作業が行われました。7月以降、受験者はテストセンターで予備試験結果を受けた後、試験実施数日後に正式の結果を受け取ることになります。
パイロット・プログラムに参加した受験者のプロフィールは、業務、総務、IT、人事、マーケティング、販売、コンプライアンス、顧客サービス等多岐にわたっていました。主な受験者は資産運用企業、商業・投資銀行、保険会社、データ及びマスコミビジネス、そして専門のサービス企業等に所属しています。受験者の82%が第一回目の試験に合格しました。本試験に参加した企業の一部のリストは下記URLより参照いただけます。
http://www.cfainstitute.org/about/press/release/Pages/05212013_86358.aspx
パイロット試験に参加した受験者から以下の回答が得られました。
85%が、このプログラムを他の人に勧めると報告していました
76%が、業界の知識を深めるメリットがあったと述べていました
64%が、このプログラムで金融サービス業界における倫理的義務をよく理解できるようになったと述べていました
ジョン・ロジャース (John Rogers, CFA) CFA協会会長兼CEOは「 Claritasのプログラムに対する業界の熱意ある反応は、投資の意思決定者の部下として、日々業務を行うエキスパートが活用できる教育の場の必要性を示す指標です。この2,408名が献身的に取り組み、成果を達成したことは、教育的な卓越性の向上が金融の将来を形成する上で不可欠であることを確認できました。」と述べています。
ジョン・バウマン(John Bowman, CFA)協会専務理事兼教育共同責任者はロジャース会長の祝辞に対し「CFA協会は、金融危機に対応し、金融サービス全体に対する信用の欠如に対応する役割を担う業界の参加者に対して、世界的に行動を呼びかける一環としてClaritas検定を開発しました。我々の試行段階のパートナーの大多数から、多様な役割、ビジネス、地理的文化的な背景をもつ企業においてClaritasの徹底した実施を勧めていただいていることから、我々はこの難題に対応してきていると確信しています。受験者やサポートいただいているパイロット・パートナー企業はこのセクターにおけるパイオニアとして存在していることを誇りに思うべきと思います。」と述べています。
Claritas投資検定受験の全世界での登録は、2013年5月20日から開始しました。ご関心のある方は以下のサイトで詳細情報をご覧いただき、登録いただくことができます: www.cfainstitute.org/claritas